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情報学部教育方法

特別プログラムについて

特別プログラムとは

大学の教育は講義で基礎理論を学び、卒業研究で“ものづくり”等の実践を行うのが一般的です。しかし、情報系技術者に要求されるプログラミング等の“ものづくり”は実践(経験)を行いながら、同時にそこに必要な理論を学ぶ方がはるかに効率的な事があります。そこで、情報学部では「特別プログラム」を設け、最初に目標を設定し、目標達成(モノを作り上げる)過程を順を追って学ぶPBL(Project Based Learning)という新しい教育方法を導入しました。

具体的には、(1)目標の設定 (2)制作技術の習得 (3)講義と演習 (4)作品の製作 (5)評価手法の習得 (6)作品の修正と完成、という6つのプロセスを繰り返す実践型の教育です。

授業内容は難しいものではありません。ゆるやかな坂を登るように、途中の小目標を目指して頑張るので、無理がありません。分からないときでも、先生がキメ細かくサポートもします。むしろ、ものづくりの楽しさに没頭し、あっという間に時間の経つ楽しい授業です。そして、年間168コマ(通常講義の11倍)という多くの時間をかける授業なので、終わったときには他の大学の授業では得られない満足感と進歩が得られるでしょう。

Webデザイン特別プログラム

1年間を通じて一つのサイトを作ることによって、HP(ホームページ)制作に必要なあらゆる基礎技術を、全て身に付ける事ができます。HTMLやスタイルシートの書き方、Webプログラミングの基礎、各種制作ツール使い方から始め、FLASH、3次元CG、面白いムービーやゲーム等を途中の小目標として制作し、それをどんどんHPに追加していきます。時間が経つのも忘れて制作に没頭してしまう楽しい内容です。

HPやプログラムを作成した経験が全く無い人でも、丁寧なマンツーマンの指導を行いますので大丈夫です。PBL(Project Based Learning)の考え方に基づき、無理なく高い技術レベルに到達できる、本学が編み出した特別なカリキュラムで学びます。同時に、「設計(システムデザイン)」「制作」、「試験評価(テスト)」等の工程を楽しく学び、他のプログラムを開発するのにも役立つ技術を身につけます。

あなたの作った作品は、大学HPにアップして広く世間に公開します。月間数万件のアクセスがある面白いサイトとして有名になるかもしれません!

集中実習科目「組込みソフトウェア」について

「組込みソフトウェア」って何?

組込みソフトウェアとは、パソコン上で動くソフトウェアではなく、自動車、家電、携帯電話、産業ロボットなどに組み込まれたマイクロコンピュータ(マイコン)を動かすプログラムのことです。マイコンには多くの種類があり、それぞれにプログラムが異なるので、マイコンのプログラム開発は簡単ではありません。また、ハードウェアに関する知識も要求されます。

>>マイコンはどこに使われているか

マイコンはもともと日本で電卓用に開発された電子部品です。家電、自動車、玩具などに組み込んで高度な制御をするようにしたのも日本が最初ですので、組込みソフトウェアの開発は日本が得意な分野でした。しかし、いつの間にか組込みソフトウェアの技術者が不足するようになり、日本の競争力の低下が心配されています!

>>組込みソフトウェア開発の難しさと重要性

2004年、経済産業省と情報処理推進機構(IPA)は「組込みソフトウェアスキル標準」を策定し、産業界と大学に開発技術者の育成を図るよう呼びかけました。

大学教育への期待高まる

組込みシステムの開発を行っている企業でも、教えられる人材がいない、第一線の技術者に時間が無い等の理由で、組込みシステムに関する企業教育は十分に行われていないというのが実態です。そこで、経済産業省は、産学官が協力して大学等の教育機関に組込みソフトウェア 分野の教育カリキュラムを設け、実施していく必要性を訴えています。その要請に応え、本学総合情報学部・コンピュータシステム学科では、集中実習科目「組込みソフトウェア」を新設して、優れた人材の育成を目指します。

優秀な技術者は就職に強い!

日本に不足し、これからますます必要とされるのですから、組込みソフトウェア開発技術を身に付けた優秀な技術者は就職に強く、企業から引く手あまたです。

学習内容

通常の講義の6倍の時間を掛け、基礎から応用まで、少人数クラスでじっくりと学びます。この科目でも、本学の特徴である「モノから入る教育」を行っています。「最初にモノに触れさせ、興味を持たせた後に、奥にある原理や理論を教育する」という方法です。

(1)まず、電子教材を使用してマイコンプログラミングを体験します。
 発光ダイオード(LED)の点滅や文字表示プログラムを作成し、マイコンで電子回路を制御する楽しさを体験します。
(2)次に、マイコンの動作原理やアーキテクチャを学習します。
(3)プログラミング基礎を学習します。
 アセンブラやC言語を用いて簡単なプログラムの作成法を学習します。
(4)プログラミング応用を学習します。
 液晶ディスプレイ文字表示、LEDマトリックスを使ったゲーム、トレースロボットの制御などの複雑なプログラミングに挑戦します。
(5)更に余力と意欲のある学生は、高度な二足歩行ロボットの歩行原理と制御プログラムについて学習します。