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1-2. バナジウム触媒を用いる酸素酸化

1-2-1. バナジウム触媒を用いたαヒドロキシカルボニルの選択的結合切断反応

αヒドロキシカルボニルに対して酸素雰囲気下(酸素風船)、アセトニトリルや酢酸エチルのような非プロトン性極性溶媒中で5価のバナジウム触媒を加えて反応させると、αジカルボニル化合物が定量的に生成することを見出した(Chem. Commun. 1999, 1387)。

1-2-2. バナジウム触媒を用いたαヒドロキシカルボニルの酸化反応

αヒドロキシカルボニルに対して酸素雰囲気下(酸素風船)、アセトニトリルや酢酸エチルのような非プロトン性極性溶媒中で5価のバナジウム触媒を加えて反応させると、αジカルボニル化合物が定量的に生成することを見出した(Chem. Commun. 1999, 1387)。

1-2-3. バナジウム触媒を用いたシクロプロパノール開裂反応

シクロプロパノール類に対して酸素雰囲気下(酸素風船)、エタノール中で4価のバナジウム触媒を加えて反応させてやると、環開裂が進行しαヒドロキシケトンとαジケトンが得られることを見出した。本反応では基質によっては過酸化物が得られることも判明した(Chem. Commun 1998, 1691; Tetrahedron 2005, 61, 4831)。

1-2-4. バナジウム触媒を用いた脱チオアセタール化反応

モノチオアセタールに対して酸素雰囲気下(酸素風船)、トリフロロエタノール中で5価のバナジウム触媒を加えて反応させると、脱チオカルボニル反応が進行し、カルボニルが再生することを見出した(Tetrahedron Lett. 1999, 40, 9055)。

1-2-5. バナジウム触媒を用いたチオールのジスルフィドへの酸化反応

チオールに対して酸素雰囲気下(酸素風船)、モレキュラーシーブス存在下で5価のバナジウム触媒を加えて反応させてやると、ジチオアセタールが収率良く得られることを見出した(Chem. Pharm. Bull. 2004, 52, 625)。

1-2-6. 高分子固定化バナジウム触媒

TentaGel S OHという高分子とオキシ三塩化バナジウムを反応させて、高分子固定化バナジム触媒を調製した。本触媒は回収・再利用可能で、各種酸化反応に高い活性を示した(ITE Lett. 2004, 5, 479)。

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