研究室の挑戦

データサイエンスとビジネス的視点【水野研究室】

2017.01.25
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クラウド・コンピューティング研究室 担当:水野信也准教授
 
クラウド情報基盤と数学的思考を用いて、
最適化された大規模システム構築し、新しい価値を創造する。
 

【研究1】
クラウドコンピューティング環境を利用した情報基盤の構築

 

私たちの目には見えないネットワーク。

ネットワークは、通信ネットワークやSNS、コミュニケーションなど「いろいろなものを結んでいるもの」。
生活に欠かせないネットワークスキルをいかに身につけて応用していくか、これからの情報社会において重要な課題となっている。
 
通信インフラやシステム設計の実績を持ち、大学情報センターで情報基盤設計を担当している水野准教授の研究室では、企業との共同研究を通して大学と法人グループ全体の情報基盤を整え、効率化を計り、教育に還元することを目標としている。
 

無線環境、セキュリティ…まずは、大学内のネットワーク環境の改善から。
教職員や学生にアンケート調査を行い、ニーズを把握した上で「Office365」を導入。

1つのIDアカウントで学内のあらゆるネットワークにアクセスできる統合認証は、ライセンスの費用削減やパスワード漏洩のほか、利用者情報を把握、一括で管理できるという利点がある。
さらにアクセスポイント設置によるWiFi環境も整え、「誰がどこで何をしているのか」、さまざまな学内データが取得できるシステムを構築。
 
段階的に基盤を整え、今後は法人グループ全体へと広げていく。
 

【研究2】
情報基盤を活用したデータサイエンス(IR・他分野)の研究
 


学内データ取得の先にあるのが、データサイエンスの一領域であるIR(Institutional Research)。
情報基盤を活用し、学内データを分析、教育へフィードバックすることも水野研究室の大きな研究テーマのひとつだ。
 
情報基盤を整え、さまざまなデータが取得できるようになり、統合認証をすることでデータの紐付けや整合性が取れるようになる。
学生が潜在的に行っている行動データや提出された課題を分析すると、図書館の利用時間、学内の滞在時間、教室内での座る位置、友人関係までも読み取ることができるという。

学内データを解析することで、学生に向けた有益な情報をフィードバッグできるはず。
より最適化された学校運営や学生支援に繋げていくことが可能となる。
 


また、データサイエンスの研究は幅広く、他分野への応用も活発だ。

水野研究室では、民間企業や厚生労働省など協力し、社会のニーズに応えるような共同研究を多数行っている。
例えば、医療救急車両搬送解析による全国の二次医療圏の再配置の研究もそのひとつ。

クラウドコンピューティングが普及した現在、世の中にあふれるビッグデータの解析は、あらゆる分野で求められている。
 



データの解析には、数学の理論があると説得力が増す。
水野研究室で行っている研究に求められるのは、「IT分野の技術」「ビジネス的視点」「数学」。

さまざまなデータ解析を通して、社会へと新しい価値を生み出すことを目的に、水野研究室の挑戦は続いていく。

 
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