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教えることで教わることがある。人と関わり自分を知ることができた4年間

2019.12.16
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理工学部 物質生命科学科4年
 機能性高分子研究室
 内山 和郁子さん(静岡県立浜名高等学校卒)
(株)コーセー 内定

■入学までの私
高校時代は異性の同級生と会話することも少なく、どちらかと言えば人と関わることが少ない生活をしていました。
生物や数学が好きで、ぼんやりと教師になりたいと思い、理科系の研究ができて教員になれる道を選ぶ中で静岡理工科大学に入学をしました。

■理工科大での私
教員免許の取得を目指し、教職課程の講義を受ける中で、同じく教員を目指す先輩から大学内の「お理工塾応援隊」の活動を教えていただきました。
お理工塾応援隊は、理科好きの子供を増やすことを目的に、小中学生対象の実験イベントを企画・実施する学生団体で、メンバーは活動を通して人に物事を教える経験を積みます。
年に10回以上イベントを開催する中、2年次には私が主となり企画をしたイベントを開催しました。女子生徒の参加を増やすことを目的に「花のつくりを見る」をテーマに実施し、多くの女子生徒が参加してくれた経験は忘れられない経験となりました。
3年次には、隊長に任命され45名のメンバーを率いることとなりました。最初は自分が責任持って全てを実行しようとしすぎる余り、一人の力では上手く回らないこともありましたが、情報を共有し、周りの力を借りながら進めることの大切さを改めて学ぶことができました。その時には同級生の副隊長である柳くん(物質生命科学科4年)に沢山の相談にのってもらいました。また、人に何かを伝えたりお願いする時には、自分のものさしだけでなく、相手の立場に立って話をしないと伝わらないことを実感し気づけたことは大きな経験です。

■大学での学び
物質生命科学科では、最初は生物が好きでその中で様々な学びや研究をしたいと考えていました。しかし、量子科学や磁性体の講義を受ける中でこれまで知らなかった分野に触れ興味を持ち、環境新素材コースに進むことにしました。得意ではなかった物理を基礎から学び直し、わからない箇所は先輩や友人に相談すると共に、先生にも話を聞きながら知識を深めていきました。
大学入学時には学科で真ん中より少し上だった成績も、勉強を重ねれば重ねるほど上がり、4年生になる際には在学生選抜※に選ばれたことも私の中で「やればできる」と自信になりました。
また、元々の目標であった教員免許も取得できそうです。

■将来の私
高校まではどちらかというと人との関わり合いを避けてきた私も、大学での様々な経験を経て、実は人と話すことが好きである自分に気づきました。そんな私は、卒業後は化粧品というツールを用いて、人の想いを実現する仕事に就きます。商品を使用する人の立場になって色々な提案をしていきたいですね。

※在学生選抜制度
本学学生の勉学を奨励し優秀な学生を育成することを目的に、在学生を対象として給費奨学生を選抜する制度。在学中の成績や人物が評価され、給費奨学生に推薦されます。

※学年学科名等は、取材時のものです。


苦楽を共にしたお理工塾応援隊の副隊長柳くん(右)と内山さん。同じ研究室で机を並べる仲間。


 
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