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2016/12/13 -News-
タイトル背景

こんにちは。工藤研の芹澤です。
初めて研究についての記事を書くので、至らないとこもあるとは思いますがお付き合いください。
テーマは「生産管理システム」について、です。

背景と課題
一言で言うと、とある受注生産の企業へ通い、生産の支援と保守を試みています。
具体的には、支援先に企業には以下の3つの業務があります。

業務1:見積書依頼から見積書提出までの業務
業務2:予定表受領から在庫補充までの業務
業務3:注文受領から納品までの業務


この内の業務3において、納品の為に製品を箱詰めする時に欠品が発生するという課題があります。
箱詰めする時に欠品が発生すると、欠品分を生産して補充しなければならなくなり、業務全体に遅れが発生し、最悪の場合は納期に遅れてしまいます。
この課題の原因を現地調査し結果、以下の3つの原因により補充在庫を把握しきれていないことが分かりました。

原因1:1つの注文に対する製品の所要量が多いので、処理時間が膨大なこと。
原因2:複数の注文に対する製品の所要量が多いので、処理時間が膨大なこと。
原因3:出荷済の在庫を求めていないこと。

提案と対策
この課題を解決するために生産管理システムを提案し、以下の3つの対策をたてました。

対策1:1つの注文に対する製品の所要量を求める手間を省くこと。
対策2:複数の注文に対する製品ごとの合計を求める手間を省くこと。
対策3:出荷済在庫の把握可能にすること。

実装と評価
まず、システムのデータベース構築にはMySQLで実装しました。
次に、非第一正規形のExcelファイルの入力データの正規化にはVBAで実装しました。
そして、計算処理にはbatファイルとビューで実装しました。
最後に、データの入出力には、MySQLforExcelで実装しました。
システムを評価する為、課題対する3つの原因となっていた処理に対し、手作業とシステムでの処理時間の差を測る検証を行いました。
検証の結果、システムを使用した場合の方が早い言うデータを得ました。

考察と将来研究
今回の実験を通して、生産管理システムを構築し必要在庫チェックリストを作成する事は、在庫を十分に補充し、納品時の欠品による業務の遅れを防ぐことに有用である。そして、棚卸を効率化すれば更なる効率化を望めることが分かった。なので、棚卸の効率化を将来研究にしたいと思います。



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