本文へスキップ

2018/2/26 -News-
タイトル背景

こんにちは。原嵜です。
スズメときたら、なんとなく次はカラスかなと思ったので、今回はカラスの話をします。

私たちが普段よく目にしているカラスが2種類いることは知っていましたか?
くちばしの太い「ハシブトガラス」と、くちばしの細い「ハシボソガラス」です。
バードウォッチャーの人たちは、この2種類を「ハシブト・ハシボソ」または「ブト・ボソ」と略して呼ぶそうです。
この2種類の違いはくちばしだけではなく、住む場所や行動、気性にも違いがあります。以下に簡単にまとめてみます。

【ハシボソガラス】
くちばしが細く、スリムな印象です。
農耕地や海岸、河原に比較的多く、開けた土地を好みます。地上で餌を探す傾向があり、スタスタと足を交互に動かして歩いているカラスがいたらハシボソカラスでしょう。鳴き声は「ガアー」と濁っています。
道路に貝やクルミを落としたり、車に轢かせて割る行動が知られているのはこちらです。

【ハシブトガラス】
くちばしが太く、おでこが出っ張っています。ずんぐりした印象です。
元々は森林で暮らしていたカラスのため、電柱や木の上など、高いところから見下ろして餌を探す傾向があるようです。肉食性が強く、小鳥の卵や雛もよく襲って食べます。ピョンピョンと跳ねて移動します。鳴き声は「カアー」と澄んでいます。
ハシボソカラスと比べると攻撃的で、人を襲うことがあるのはこちらです。子育て中は巣の周りをうろついてはいけません。



今度カラスを見つけたら、くちばしに注目して、ボソかブトか見極めてみてください。なんだか鳥に詳しくなったような気がして、少し悦に浸れます。ちなみに、理工科大学の周辺にはハシブトがいました。

参考にした図書は以下に書いた2冊ですが、カラスのことをもっとよく知りたくなったのなら、松原 始さんの『カラスの教科書』がおすすめです。わが校の図書館にもあるので、ぜひ借りて読んでみてくださいね!

【参考図書】
『身近な鳥の生活図鑑』:三上 修
『見る聞くわかる野鳥界 生態編』:山岸哲 監修,伊静徹 著





大学ロゴ