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2018/2/28 -News-
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こんにちは。原嵜です。

あちらこちらをちょこちょこ走る、かわいらしい白黒の小鳥をよく目にすると思いますが、彼らの名前を知っていますか?
知らない人はどうぞ覚えていってください。「ハクセキレイ」という名前です。



物怖じをしないのか、かなりギリギリまで近づいてもなかなか飛んで逃げませんよね。
そのため、観察したい気持ちでつい追いかけまわしてしまうことが多かったのですが、何かの本で「鳥も飛ぶのに多大な労力を要するので、できる限り飛びたくなくて走って逃げている」ということを知ったときは、申しわけない気持ちになり、今ではできる限り追うことをやめました。

今では日本のどこにでも見られるハクセキレイですが、本来は北国の海岸線で繁殖しており、本州では冬鳥だったそうです。
しかし、1970年代に急速に南へ進出するようになり、数年で九州まで達したのだそうです。すごいですね。

食べるものは雑食ですが、昆虫食を好むようです。ときにはフライングキャッチで昆虫をとらえることもあると知って驚きました。飛んでいるトンボも捕まえて食べるそうです。

よく尻尾を上下にふりふりしている姿が見られますが、これはハクセキレイに限ったことではなく、セキレイの仲間全般に言えるのだそうです。
ある古い研究では、餌を食べるときによく振る傾向があるため、捕食者に「自分は気づいているぞ!」とアピールしている説があるようです。ただ、これは説得力が薄く、どういう意図で尾を振っているのかはよくわかっていとのことです。
ただ見ているだけでも癒されて楽しいかわいい小鳥ですが、「どうしてこんな動きをしているだろう?」と想像しながら、彼らをじっくり観察してみると、新しい閃きや発見があって面白いかもしれません。

【参考図書】
『身近な鳥の生活図鑑』:三上 修
『鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑』:吉田巧 監修,岩下緑 音声監修





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