2月6日(木)13:30pmより2019後期バーティカル・レヴューが建築棟enTree、1階デザインスタジオ2にて開催されます。

バーティカル・レヴューとは、外部講師をお招きして学生の設計作品を批評いただく会です。毎年、前期と後期の授業終了後に開催されます。2018年前期より始められ、今回で第4回目となります。

今回のゲスト・レヴューアーは菊池誠、鵜飼哲矢、竹下昌臣の3氏です。

菊池誠氏は磯崎新アトリエの出身で、東京大学博物館教授、芝浦工業大学教授を歴任されました。磯崎新アトリエ在籍中の代表作にティーム・ディズニー・ビルディング、静岡のグランシップなどが挙げられます。鵜飼哲矢氏は現在、九州大学で准教授の任にあられます。株式会社RIAと共に、静岡の御幸町再開発ビルの共同設計者を務められています。竹下昌臣氏は地元浜松を代表する設計事務所を主宰しています。竹下事務所の設計による袋井西コミュニティセンターは現在、その工事が始まったところです。掛川市の粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラスは氏の設計により、昨年5月に開館しました。

バーティカル・レヴューでは、この3名のレヴューアーに学生作品を批評いただきます。さらに日頃、設計や計画系の授業に参加頂いている非常勤講師の先生方にも批評に加わっていただきます。対象となる設計課題は以下の通りです。

1年生後期 建築設計基礎 第3課題「心ふるわす空間」

2年生後期 建築設計A2 第1課題「キャンパスに居場所を作る」

2年生後期 建築設計A2 第2課題「サードプレイスとしてのあたらしい図書館」

3年生後期 建築設計B2 第1課題「自然環境の中に建つ芸術村」

3年生後期 建築設計B2 第2課題「都市をつくる」

この5つの課題につき、それぞれ優秀作5点を選び、当該学生は持ち時間3分のプレゼンテーションを行い、それぞれの先生に講評いただきます。

学生は基本的に全員参加となります。選にもれた学生も、他の作品がどのように評価されるか理解することが重要です。できる限り参加して聴講してください。ただし、2/6は企業合同セミナーの初日に当たります。建築学生向けの説明会は2/10ですが、2/6の参加企業のなかに興味のある企業がある場合は、バーティカル・レヴューを抜け出して企業合同セミナーに参加してもかまいません。