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2017年前期 図学 第2課題 優秀作品

前期の図学では2番目の課題として、学生は「3つの直方体を組み合わせたオブジェ」の模型を作成し、その模型の平面図、立面図、アクソノメトリック図を描くという課題に取り組んだ。3次元の立体を、2次元の紙の上に表現する演習である。各図面には陰影を施し、立体感や奥行きを表現する。3つの直方体の寸法や組み合わせは自由とする。図面はA2サイズのケント紙にシャープペンシルを用いて仕上げる。

図学第2課題 3つの直方体の組合せ 例1

図学第2課題 3つの直方体の組合せ 例2

デザイン・スタジオ風景

模型は3mm厚のスチレンボードを使って作成した。模型の作成、普通紙を使った下書き、陰影の作図、ケント紙でのショードロー作成、講評会、全5週間の日程で行った。以下、優秀作品を15点、列挙する。採点は脇坂先生、長尾先生と私の3人で行った。

画像をクリックすれば別画面で拡大して表示されます。

1715002_五十嵐海斗_図学第2課題

1715009_太田帆乃伽_図学第2課題

1715010_岡部クミ_図学第2課題

1715012_勝亦裕斗_図学第2課題

1715028_佐野真子_図学第2課題

1715029_澤木華_図学第2課題

1715034_鈴木那実_図学第2課題

1715035_高田栞_図学第2課題

1715036_髙橋史恩_図学第2課題

1715037_高村菜々_図学第2課題

1715037_高村菜々_図学第2課題_2

1715047_中村有里_図学第2課題

1715049_名倉颯人_図学第2課題

1715055_八田真代_図学第2課題

1715056_袴田瞬_図学第2課題

1715072_渡部将夫_図学第2課題

下の写真はMOMA(ニューヨーク近代美術館)での「ロシア・アバンギャルドの建築図面」展のカタログから。1920年代のマレーヴィッチによる多数の直方体によるコンポジションである。様々な直方体による水平・垂直のコンポジションはロシア構成主義やリートフェルトのシュレーダー邸を思い出させる。(シュレーダー邸の写真はWikipediaより)

Malevich Arkhitektoniki, 1920s

Rietveld Schroeder House, 1924

授業では、図面だけでなく実際の建物においても、陰影というものが極めて重要だということを強調した。ルイス・カーンは「物質は費やされた光(spent light)だ」と語っている。下の図は同様のオブジェをコンピュータを使ってモデリングし、レンダリングしたものである。モデリングはAutoCAD、レンダリングには3d Studio Maxを使用した。陰影はレイ・トレーシング法(光線追跡法)によっている。CADを使った製図は2年生の後期から学ぶことになる。

3つの直方体、コンピュータを使ったレンダリング