2021.06.21

掛川ストリートファニチャープロジェクト、市民の方々からご意見を伺いました!

昨日、参加させていただいている掛川ストリートファニチャーのプロジェクトで、掛川市民の声を実際に聞こうということで、連雀中町商店街ができた当初からお店を開いていたというお二人にお話を伺いました。

掛川の歴史から、商店街の成り立ち、売り手としてのお話や、子供たちの風景など、様々なお話をしてくださいました。連雀中町商店街は昭和43年に出来て以来、今では7代、8代まで続くお店もあるそうです。

昔話をとても楽しそうに話してくださり、昔話ができるまちってとても素晴らしいなと改めて思いました。また、「○○さんのとこは~」と話す姿を見て、近所同士のつながりが深くて、素敵な街だと感じました。お話をしてくださったお2人は、商店街では洋服店と化粧品店を営んでいるのですが、仕入れの際にはお客さんのことを考えながらこれが似合うかな、こっちが似合うかなという風に仕入れをしているそうで、本当に愛のある街で、とても羨ましいと思いました。しかし、今は、若者が外へ出てしまい戻ってこないという現状だそうです。こういった商店街を支えているかたの話を聞き、地元の方の話を聞くことや、地元への愛着を大切にするべきだと思いました。

今回はベンチを置くことで、道に人々を呼び込み、ウォーカブルシティを目指すというプロジェクトですが、ベンチだけを考えるのではなく、その先の商店街や掛川市のことまでしっかり考えなければならないと改めて感じることができ、とても良い貴重な時間となりました。

2021.6.9 田井研究室所属学部4年 原田留主