2020.12.08

2020.11.04 建築設計・B2 第一課題 最終講評会

11月4日に3年生 建築設計・B2第一課題の最終講評会が行われました。

僕自身もSAとして授業のサポートをしながら参加させていただきました。
今回の課題は「城下町の再生」ということで東海道五十三次の宿場町であり、掛川城を中心とした城下町のある掛川の中心市街地の活性化を試みた課題でした。

敷地調査から講評会まで約1ヶ月という短い期間での課題でしたが、最終講評会では各々が掛川にしかない魅力や解決すべき問題点を見つけ、建築のかたちにしていました。特に、掛川の歴史的背景から発想を得ている方が多いと感じ、それだけ掛川の潜在的価値の大きさを感じました。
皆がそれぞれの模型やプレゼンボードの表現をしており、僕自身には真似できない表現をしている方もいて、勉強になりました。
今回の課題でクオリティが高かった方、反対に、課題期間が短くて思い通りに発揮できなかった方もいるような気がします。ですが、そんな皆が次回の第二課題でどんな建築を作るのか今から講評会が楽しみです。

今回、SAという立場から建築設計の課題を見させて頂きましたが、設計は同じ課題でもこれほど表現に個性や違いが表れるのかと思い、そこが建築設計の面白いところだと改めて感じました。

僕自身も3年生に負けないように、卒業設計に励みたいと思います。

※写真はえんつりー賞を受賞した田中葵さんです。

(田井研究室所属 4年 池宮康清)