【コンピュータシステム学科 國持良行】 デジタルアートデザイン - 掛川ひかりのオブジェ展への出品 

 

オブジェ作品 「富士山の神秘」

このたび,私たちの研究室は,学生とともに「第15回掛川ひかりのオブジェ展」へ作品「富士山の神秘」(左写真)を出品させていただきました.このイベントは2014年12月7日(日)~2015年1月23日(金)の期間中,掛川市の駅前通りで開催されています(17時~24時の間点灯).駅前から掛川城へ向かう通りの両側に,たくさんの力作が並んでいます.まだ終了まで2週間ほどありますので,ご覧になってはいかがでしょうか?

「掛川ひかりのオブジェ展」は,市民・企業・生徒学生・地元商店等による手作りのひかりの造形で彩り,まちのあたたかさを演出するイベントです.今回,私たちの研究室からは,「富士山の神秘」という作品を,初めてひかりのオブジェ展に出品させていただきました.手探りの作業の連続でしたが,何とか12月7日の点灯式に間に合わせることができました.

わたしたちの研究室は,計算機科学をメインテーマとし,コンピュータと情報数理を専門にしています.最近では,マイコンを使った計算機システム(組込み系)にも力を入れています.鉄道模型のデジタル制御やLAN通信による電光掲示板システムなどを開発していますが,今回はそれらを活用し,ジオラマで模型を作り,そこへマイコンによるフルカラーLEDの制御を取り入れた,光の変化を楽しむオブジェを作ることにしました.

写真1 赤富士のシーン

 そこで,夏ごろから企画構想に入り,その後マイコンの選定と実験を繰返し,9月ごろから本格的に制作に取り掛かりました.そして,以下のポイントを採用することにしました.

  • 湖に映る「逆さ富士」
  • 背面板に映る「影富士」と「グラデーション」
  • 光ファイバーを用いた湖へ流れ込む「白糸の滝」
  •  有機ELパネルを使った「町の夜景」
  • マイコンとフルカラーLEDによる一日の移り変わり            

写真1は,夕焼けに映える「赤富士」を表しています.

写真2 真夜中のシーン(山頂LEDと白糸の滝光ファイバー)

写真2は,真夜中の闇の中で光る光ファイバーの滝と富士山頂を表しています.

予想以上に苦労した点は,以下の通りです.

  • アクリル板の切削とケースの組立
  •  フルカラーLEDの選定とそのマイコンのプログラミング

 学生とともにデジタルアートの楽しさ,難しさ,奥深さなどを体験できて,今後の制作や教材への活用への動機付けになりました.今回の経験を活かして,新しいデジタルアートの形を目指して,違った表現形式のオブジェを制作して,来年度も出品できたら幸いです.