
皆様こんにちは、機械工学科です。定期的に研究室の紹介をしています。
第6回目は感本(ミナモト)先生の研究室です。
(タイトル写真は英語の文献を輪読するセミナーの様子です。)
感本 広文教授の研究室「機械力学研究室」では、『物体の衝突現象を科学し、利用と安全性の向上を目指す』を命題に、2017年度は6名の卒業研究生(学部4年生)が在籍しています。
学部生の研究テーマは、
1. スプリットホプキンソン棒法に関する研究
2. 二重円管の衝撃座屈に関する研究
3. 薄肉角管の衝撃座屈に関する研究
4. SPH法による圧縮シミュレーション
5. 2球の衝突シミュレーション
6. 3球の衝突シミュレーション
です。
座屈(ざくつ:Buckling)とは?
構造物に加える荷重を次第に増加させたときに、限度を超えると急激に変形が増大する現象です。
それでは、研究室の様子を紹介します。
各研究室で前期に開催されているセミナーですが、感木研究室でもタイトル写真のように、力学に関する英語の文献を学生が順番に翻訳し解説しています。やはりエンジニアにとって英語力は大切ですね。

角管・円管の衝撃変形実験とその解析(卒研テーマの2及び3)

衝撃応力波の伝播を計測中(卒研テーマの1)
一般に材料の力学特性は、荷重速度によって変化します。衝突安全には、衝撃荷重下での力学特性の把握が不可欠となります。
感本研究室では、学生の学外での研究発表にも積極的に取り組んでいます。
また、7月・8月・9月のオープンキャンパスでは研究室見学もできますので、興味のある方はぜひ見学に来てください。
感本研究室の詳細は、下記アドレスでも紹介されていますので、ご参照ください。
http://www.sist.ac.jp/me/minamoto/