
皆様こんにちは、機械工学科です。定期的に各研究室の紹介をしています。
第7回目は、藤原先生の研究室です。
(タイトル写真は英語の文献を輪読するセミナーの様子です。)
藤原 弘教授の研究室「金属材料工学研究室」では、『二律背反の性能を同時に有するような、これまでにない新しい金属材料を開発する』を命題に、2017年度は6名の卒業研究生(学部4年生)が在籍しています。
学部4年生の研究テーマは、
1. 放熱基板用 銅モリブデン複合材料の開発
2. マグネシウム/アルミナ接合技術の開発
3. チタンアルミ/アルミナ複合材料の開発
4. Mg-Al-Fe 合金の微細組織制御
5. 冷間鍛造用金型の高寿命化に関する研究
6. 調和組織制御による金型材料の開発
です。
アルミナ(alumina)とは?
酸化アルミニウムの工業的、鉱物学的名称です。酸素、ケイ素に次いで地殻中に多く存在するアルミニウムのもっとも安定で普通の存在形態です。
それでは、研究室の様子を紹介していきます。

メカニカルミリング装置を使って金属を粉末加工します。

アルゴン雰囲気中のグローブボックス内で粉末を慎重に抽出し、合金化して新しい金属材料を生み出す研究をしています。
藤原研究室では、学生の学外での研究発表にも積極的に取り組んでいます。
また、7月・8月・9月のオープンキャンパスでは研究室見学もできますので、興味のある方はぜひ見学に来てください。
7月30日のオープンキャンパスでは藤原先生の模擬講義『「鉄」と形状記憶合金』(午後の部)も開催されます。