物質生命科学科|小土橋講師らの論文がPolymer Chemistry 誌(英国)に掲載されました

物質生命科学科 小土橋講師らが、ナノ粒子を自由にデザイン/調製することができるナノ粒子キットを開発しました。これまで、ナノ粒子の粒径や病巣部位の認識などを含めた特性を精密にデザインすることは、技術およびコストの面からも困難でした。小土橋らは、これらの問題を解決する為、あらかじめナノ粒子の材料となる高分子を別々に合成しました。高分子はそれぞれ粒径の制御や、ガン組織を光らせるなどの特性を備えています。目的に合わせた高分子を選択し、水に溶解、体温まで加温するのみで、自己集合を駆動力としたナノ粒子を10分程度で調製することができます。実際に調製したナノ粒子を用いガン組織を選択的に光らせることに成功しました。ナノ粒子を簡便にかつ低コストにて設計できる為、個別治療への応用が期待されます。本研究は物質・材料研究機構(NIMS)、大阪大学、ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)、アルバータ大学(カナダ)、日本大学との共同研究により遂行されました。論文は英国Polymer Chemistry誌に掲載されます。(DOI: 10.1039/c7py01541k)
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