講義紹介:情報・通信実験におけるサッカーロボット開発と競技会(電気電子工学科)

電気電子工学科の情報・通信コース(現:電子工学コース)における情報・通信実験(現:応用電子工学実験)では、サッカーロボット開発と競技会を行っています。

この講義の前半では、基本車体の製作、マイコンを用いたモーターの回転や、回転数検出などに基づいた車体制御、各種センサの活用、赤外線内蔵ボールへの車体追従などを実験的に学びます。また後半はこれら知見を応用し、学生がチームを結成、それぞれが主体的に競技会に向けた戦略を練り、車体の開発・設計を行います。

開発したロボットを用いて、2019年1月17日(木)に競技会が行われました。本格的なミニチュア版のサッカーコートを2面設置、ゴールの赤と青のライトで自陣を判断します。ボールへのタッチ数やゴール数を総合的に積算して勝敗を決めます。2グループに分かれた全チームによる総当たりの予選と、上位4チームによる決勝リーグが行われ、上位3チームを表彰します。

狙い通りロボットが動作したチーム、満足に動かなかったチーム、予想外のパフォーマンスを見せたチーム、画像処理を用いた高度な制御を行ったチームなど、結果は様々でした。ですが、学生それぞれが自ら考え、一から開発を行い、センシングして、データを解析して、制御するという、現代のロボット・情報通信システムに必要な技術を一通り習得していくことを、とても楽しんでいました。これはハードもソフト学び、システム設計ができる技術者を育成する、「電気電子工学科における情報・通信」の良さと思います。

他にも、電気電子工学科にはこのような能動型講義(アクティブラーニング)がたくさん組み込まれています。是非高校生のみなさんには、将来本学科で活発に学んでほしいと思います。

本井 幸介(電気電子工学科 生体情報計測研究室)