保健室

学生の皆さんの健康を守っている、保健室からのお知らせです。

医務室

医務室では学生の心身の健康を保持し増進させるため、保健の知識を提供したり、病気や身体的な悩みなとの相談に応じます。
簡単な検査、身体の測定(体重、身長、血圧、視力、聴力、体脂肪)や応急処置はしますが、継続的な治療はできませんので、来室した時その必要があれば専門医(袋井病院や下宿近くの開業医等)の紹介も行っています。
快適で有意義な学生生活を送るためには心身共に健康であることが大切です。学内で気分が悪くなったり、けがをしたり、身体の調子が悪いと思ったときには医務室に連絡して下さい。(管理棟2階にあります)

定期健康診断

年1回、学校保健法に基づく定期健康診断を実施しますので必ず受診してください。定期健康診断は自覚のない病気の早期発見と自分の健康状態の見直し、自分の健康状態を知ることを主目的として実施しています。また、定期健康診断の結果、再検査や精密検査が必要である学生には個人的に連絡するとともに医療機関の紹介や保健指導も行っています。なお、卒業年次に受診していない場合、就職用健康診断証明書の発行が出来ませんので必ず受診して下さい。

応急処置

正課中や課外活動中、その他学内でけがをしたり、身体の調子の悪い(頭痛・腹痛等)ときには学務課に連絡をして下さい。応急処置をしたり医療機関への連絡および紹介をしています。

連絡先:0538-45-0114

学校医

【西村医院】
周智郡森町中川360-4 TEL:0538-49-5060

食生活

親元を離れてひとりで生活する学生は、衣・食・住を自分で管理しなくてはなりません。4年間の学生生活を健康で過ごせるよう食事には特に気を配って下さい。また、生活習慣病ともいわれる病気は若いときからの日常生活、特に毎日の食生活との関連が深いと言われています。次にあげるような正しい食習慣を心がけましょう。

・食事はバランス良く摂る。
・主食、主菜、副菜を考えて。偏食、欠食、食べ過ぎなどしないように。
・手っ取りばやいインスタント物の常食はやめる。
・野菜、海藻類、繊維質等をとるように気を配る。
・菓子や嗜好品は控えめにする。
・夜食は消化吸収の良い軽いものにする。
・容姿を気にして間違った食事制限で貧血や拒食症にならないように注意する。

けが・事故に対する一般的注意

実験実習には種々の薬品、電気機器、機械、測定機器などが使用されています。一歩間違えば大事故につながる可能性があります。正しい使い方を学び、真面目な態度で実験等を行うことは当たり前のことですが万が一怪我をしたり事故があった場合には学務課(医務室)に至急連絡をして下さい。また、学外においてもいろいろな場面において細心の注意を払って行動するよう心掛けましょう。

次にけが・事故があった場合の簡単な処置の心得です。

■意識、呼吸、脈、出血、ショック状態、骨折等なとのけが人の状態を把握し、応急措置、医務室への連絡(救急車の手配)をする。(119)
■衣服類を除去する必要があるときは無理に脱がさないで、衣類を切り取る。
■負傷者をむやみに動かさないこと。保温に注意する。
■意識不明の場合は水、その他を飲ませないこと。
■自分自身も負傷したときは自己の負傷を見せないようにして負傷者を元気づける。見物人は遠ざける。
■医師や救急車を呼ぶときは次のことを的確に知らせる。
・負傷者のいる場所(道順、目標など)
・負傷の種類、原因、程度など
・現場における応急手当の処置
詳細については、別冊子「安全手帳」を熟読して下さい。学生教育研究災害傷害保険がありますので、学内事故は必ず学務課に報告して下さい。

エイズ(AIDS)について

1981年に初めて症例が報告されたエイズですが、いまや世界中に広まり成人でエイズという病気がある事を知らない日本人は殆といないのではないかと思います。エイズの感染経路はごく限られたものである事はわかっているものの、今日なお広まりつつあり、最も大きな健康問題の1つとして存在しています。
原因であるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)は感染すると長い期間をかけて感染者の免疫が低下していく要因になり、病原体なとに対して無力になっていきます。HIVが原因で起こる病気であること、早い段階から治療が必要であること、エイズとはHIV感染で起こる最終的な段階だけを指すことなとから、HIV感染の全過程をまとめて「HIV感染症」と呼ばれることが多くなって来ています。
今年9月現在、国内のエイズ患者は3,164人、HIV感染者は6,337人です。新しくHlVに感染する人は、年間1,000人以上に上り、10年前のほぼ倍のぺ一スになっています。HIV感染、エイズは世界的に流行し、わが国ではここ数年先進国では唯一右肩上りの増加がみられます。また、現在ではエイズは性的接触を感染源とする感染症であり、特に若年層男女間では深刻な問題となっています。
HIVが現在最も広まっている理由は、自分には関係ないという無関心もあります。性に対する考え方、社会としての取り組み方あるいは性感染症や不治の病に対する誤解や無理解、さらに偏見や差別の問題があります。ある意味では、私たちの社会が成熟していくための試練としてエイズの問題があり、私たち一人ひとりが自らを点検していくための作業としてエイズを考えていかなければなりません。
そのためにはエイズについてよく知っておくことが大切です。エイズについての資料は医務室においてあります。

【HIV抗体検査】
感染の機会から2~3ヶ月経たあとに受ける
全国の保健所(無料)・・・・・・匿名
全国の医療機関(有料)・・・・・・・プライバシーは守られる