研究室紹介

 一つの元素を取っても,いくつかの同素体が存在します。例えば炭素の同素体として,ダイヤモンド,黒鉛,フラーレンがあり,色・硬さ・電気の伝わりやすさ等の性質が大きく異なるため,用途によって使い分けることができます。このような同素体の中には,既存材料を凌駕する物性や性質が発現する可能性があります。そこで,世の中で提案されている種々元素の同素体の利点を組合せる,または欠点を補うように構造体を構築して,目標とする物性を示すか調査しています。ここで調査した新奇材料を用いて,環境・エネルギー問題の解決に役立てられるような発電池・蓄電池の開発を行なっています。 また,電気化学・電気電子計測や,量子科学シミュレーション等を駆使して研究に取り組んでいます。

研究キーワード


・高性能発電池の電極材料開発
・高容量蓄電池および次世代蓄電池の構成材料開発
・電気電子工学を用いた電池診断技術開発
・イオンチャネルを模擬した生体電池の開発
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