学部・学科案内

特色と役割

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地域のインフラを整備し、災害対策やまちづくりに関わる。
工学的な視点で本質を見極める これからの防災を提案できる人材を育成。
研究者の一人として、私はこれまで様々な災害の現場を見てきました。被災した町では実際にどのような現象が発生したのか、それによってどのような影響があるのか。未来の災害に備えることができるのは、現状を理解し土木技術で何ができるのかを考え、行動できる人材です。
日本経済・物流の要所で、南海トラフ地震に備える静岡県には、実に多くのことを学べる環境があります。施工現場をはじめ地域社会そのものが学びの場。フィールドワークやプロジェクト活動を通じてデータの収集・分析や議論をおこない、科学的根拠に基づいた考え方や物事を正しく評価する能力を養います。
そして、質の高い生活を維持・向上させるために土木が担うべきことを考え、地域に提案することもできるでしょう。新たな防災システムが求められるこの静岡県に土木工学科を開設する意義は、とても大きいのです。
土木工学科 教授
中澤 博志
【主な研究テーマ】
液状化対策
蛇籠を応用した防災対策
地震における地盤工学

ICT活用の目的を理解し、問題解決に挑む
ドローンによるレーザー測量や、測量データと重機との連動などICTは土木技術を飛躍的に進化させ続けています。教育現場においてもICTを活用した学びの場を積極的に導入します。大切なのは機器やソフトウェアの使い方だけでなく、収集したデータを何のために役立てるのか。ICT活用の目的を理解し、問題を解決する能力を高めていきます。

多彩な力を集約する土木工学科の「研究力」
情報収集やデータ解析に加え、多様な人との協働の中で得られる発信力や傾聴力。知識・技術を深めながら、様々な経験を積むことで高まっていく人間力。そして、地域が抱える課題の本質は何なのかを見極める洞察力。あらゆる力を土木工学科の研究に集約し、災害に強い地域社会づくりに貢献できる人材を育成していきます。

土木のフィールドで活躍する方々からのメッセージ  ※取材にご協力いただいた方は本学の卒業生ではありません。

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