学生ボイス

情報メディアの世界に飛び込み、興味を追い続ける

2021.10.08
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情報学部 コンピュータシステム学科4年
 杉本 和香奈 さん(常葉大学附属菊川高等学校卒)

■高校時代の私:中学校の数学の先生になりたかった頃
高校時代に描いていた私の将来の夢は中学校の数学の先生でした。もともと数学が好きで教育にも関心があったので、当時は教育学部に進学するとばかり思っていました。ただ、思った通りに受験が進まなかったこともあり、少しずつ視野を広げてみようと思って出会ったのが情報学でした。情報学もベースは数学なので、直感的に面白そうと感じました。
 
■大学入学後の私:入学して即見つけた魅力的な研究
入学してすぐに、学科の教授たちが一様に自身の研究を紹介してくれる講義があり、その時にアートやデザインを通じて子供と関わる作品を作っている研究室があったんですね。情報学部に入学後も、先生になりたい気持ちも持ち続けていた私にとって「子供と関わる」ことができる研究は本当に魅力的に映りました。
そのあとはもうその研究室に入りたくて、1年生の頃から研究室に出向いてましたね。先輩方が作品を出展していた愛知児童総合センター*で実施されるメディア実験室にも同行したり、小児科にプロジェクションマッピングを導入して、処置中の恐怖感を軽減したり気をそらしたりするコンテンツの開発にも少し携わらせてもらいました。
現在、卒業研究で家の中で楽しめるプロジェクションマッピングを用いたコンテンツを制作しています。入学してプログラミングを勉強し始めた頃は、果たして機械音痴の私が先輩のようになれるのかなと思ってました。今でも当時の先輩には敵わないと思っていますが、プログラムを書けるようになり電子機器の面白さを味わったことで、思い描く将来が華やかになりました。
 

■将来の私:地元企業で身の回りの「ものづくり」に携わりたい
先生になることしか考えていなかった私の就職活動の入り口は幅広く社会を見るところからでした。情報学を学んでいるけれど、将来の就職に対してはぼんやりとしてて、正直「先生以外にどんな仕事があるの?」という状態でした。だから3年生の夏には様々な業界のインターンシップに参加しました。色々と見た結果、地元のIT企業で働くという選択をしました。
就職活動では就活の支援をしてくれるキャリア支援課に毎日のように通って準備を念入りにしていました。特にエントリーシートはキャリア支援課だけでなく、研究室の先生や助言教員*の先生にも添削してもらいました。大学全体的に相談しやすい風土があるのでとても心強かったです。
 
■高校生へのメッセージ
私は今、入学する前には想像していなかった景色を見ている訳ですが、振り返ると思い立った時に一歩踏み出したことがきっかけになっていることがたくさんあります。興味を持つ、一歩進む、そしてその先でまじめに頑張っていると、同じ志を持つ先生や先輩・仲間と出会え、私の価値観を変えるきっかけをくれました。
人生思い通りにいかないこともたくさんありますが、思い描く理想と少し違ったとしても、そこでまじめに頑張ることを大切にしてください。きっとその先で輝く未来と出会えると思います。
 
*愛知県児童総合センター
実験的な遊具や遊びのソフトを開発し、子供たちに五感を駆使した遊びを提供し創造的で交流性の高い遊びを提供する施設。
(愛知県児童総合センターのホームページ https://www.acc-aichi.org/ )
 
*助言教員
静岡理工科大学では入学時から3年次まで、学習面から生活面まであらゆる面についての相談相手として学生個々に担当教員がつく「助言教員制度」を導入しています。各教員が人生の先輩としてサポートしていきます。

※学年学科名等は、取材時のものです。


 
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