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私たちが土木工学を志した理由

2022.06.10
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2022年4月にスタートした土木工学科の第1期生として入学した大竹心優さん(写真左)、梶山萌美さん(写真右)。
彼女たちに土木工学に興味を持ったきっかけや静岡理工科大学の土木工学科に入学してからの様子などを伺いました。
 
本日はよろしくお願いします。
大竹梶山:よろしくお願います!
 
それでは早速、話をお聞きします。
お二人が静岡理工科大学 土木工学科をどのようなきっかけで知りましたか?

大竹:高校が静岡理工科大学の系列校である静岡北高校だったことで、高校2年の夏に進路を考えていた際に担任の先生から静岡理工科大学に土木工学科が新設されることを教えてもらい、知りました。私が入学する時が土木工学科の第1期生ということも魅力に思いました。
 
梶山:私は高校3年生の秋でした。興味関心があった農学や地球科学を学びたいと考えていましたが、将来に就く仕事のイメージが湧かず、大学で何を学ぼうか色々と悩んでいました。最終的に私のやりたいことは土木工学で学べると知り、進路先を探していた中で静岡理工科大学を知りました。
 
そもそも、土木工学に興味を持ったきっかけはありますか?
大竹:将来、人のためになる仕事に就きたいと考えています。私はおばあちゃん子で、自分の好きな人を守る仕事ができたらいいなと思っていました。静岡理工科大学で土木工学を学び、私たち市民が利用する公共的なものづくりに携わり、高齢の方や小さな子供でも暮らしやすい街づくりに関わりたいです。具体的には、地元の公務員として道路の保善修繕などの仕事に携われたらいいですね。
 
梶山:私は命を懸けて私たちの暮らしを守る仕事に興味を持っていました。消防士に憧れをもったこともあります。色々と考えた時、私は海や川の近くで生まれ育ち地震が起こった場合、大きな被害を受ける可能性があるので私の大好きな地元を守る仕事がしたいと考えました。それを叶えられる学問が土木工学だと知り志望しました。
これから土木工学を専門的に学び、私にどんなことができるのか、何をしたいのかを見極めていきたいですね。将来はエンジニアや公務員などの様々な職業を視野に、将来は地域の暮らしを支える仕事がしたいので、大学院進学も視野に入れています。
 
そう考えるに至った背景はありますか?
梶山:やはり東日本大震災を目の当たりにしたことですね。小学1年生の時でしたが、強烈な印象として残っています。
大竹:私も同じです。
 
話は少し変わりますが、土木工学科に入学して約2ヶ月が経ちましたが、大学や学科の雰囲気はいかがですか?
大竹:先生との距離が近く、また先生方もフレンドリーなので話しやすい印象ですね。土木工学科第1期生の女子学生は私たち2人だけですが松本美紀先生もいるので心強いです。
梶山:土木工学科の1期生は、仲良くやれているとは思います。しかし、大学は友達と足並みを合わせるのではなく自分で色々な選択を自由にできる分、自律しないといけないと感じています。
 
土木工学の講義を学び始めたばかりですが、これから楽しみな講義はありますか?
梶山:これから受ける講義の中で、フィールドワークで静岡県内の現場を巡るプロジェクト科目があると聞いています。色々な現場を見て、土木工学でできる防災や減災について知識を深めたいですね。また、土木工学の具体的な仕事のイメージが湧いていないこともあるので、現場ではどんな技術が必要とされ、その技術をどう活かして何を造るのかを感じたいです。
大竹:高校ではコロナウイルスの影響もあり外に出て学ぶ機会が少なかったので、梶山さんと同様フィールドワークは楽しみです。それ以外では、大学の先生方だけでなく、地域で活躍する土木事業者の方から実務の話を聞く機会があると聞いています。先日も静岡土木技術研究会に参加する企業の方と共に学ぶ機会がありました。土木事業に関わる方から、地元静岡で起きていることをたくさん知り、学びたいと思います。
 
本日はありがとうございました。
まだ走り出した皆さんの大学生活、土木工学科なので、今後もお二人の大学生活を通じて、土木工学科の様子を教えていただく機会があると思います。その際はよろしくお願いします。
大竹梶山:ありがとうございました!頑張ります!
 
<編集後記>
普段から仲良く、通学も一緒にするほど仲の良さが垣間見えるふたり。
約2ヶ月前に始まった大学生活において、講義やサークル、バイトなどをしながら、その生活を楽しんでいるようだ。
第1期生として船出を切った土木工学科の数少ない「土木女子」である、これからのふたりの成長を期待し、今後も追い続けていきたいと思う。


※学年学科名等は、取材時のものです。




 
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