機械工学科野内准教授と物質生命科学科山﨑教授が分担執筆した書籍『脱炭素と環境浄化に向けた吸着剤・吸着技術の開発動向』が発刊されました

研究活動

皆様こんにちは,機械工学科です.機械工学科 野内(やない)忠則准教授(次世代エンジン研究室)と物質生命科学科 山﨑誠志教授(界面物理化学研究室)が分担執筆した『地球環境シリーズ 脱炭素と環境浄化に向けた吸着剤・吸着技術の開発動向』が,シーエムシー出版より発刊(監修:川本克也,2023年2月28日,336 p.,ISBN 978-4-7813-1725-0)されました.両教員は,本書籍の第1章“吸着法を用いたエンジン用CO₂分離・回収システムの研究開発動向”を担当しました.現在,両教員は,運輸部門の脱炭素技術の一つとして将来重要になると考えられる,車両搭載可能なエンジン用CO₂分離・回収システム(*)の研究を共同で行っています.今回,同技術分野における世界的な研究開発動向を近年公開された研究論文および特許から調査し,その結果をまとめました.

* エンジン排ガスからCO₂分子のみを選択的に捕集する装置