電気電子工学科|環境エネルギーイノベーション研究室の学生4名が第24回化学工学会学生発表会にて口頭発表を行いました

研究活動

2022年3月5日にオンラインで開催された第24回化学工学会学生発表会(全国大会)において、理工学部電気電子工学科・環境エネルギーイノベーション研究室の皆さんがそれぞれの研究成果を口頭発表しました。

2名の方が大学院で研究を続けるとのことで,今後の発展が楽しみです!


・石橋 大覚 さん 「溜め池の泥を用いた微生物電池の基本特性評価」

 土壌に含まれる有機物(餌)を分解するときに発電する微生物を,溜め池の泥から採取してきて,市販乾電池の約1/3個分に相当する微生物電池を開発しました。

・川島 巧大 さん 「マグネシウム複合酸化物負極の電気化学特性評価」

 リチウムイオン電池の2倍近い電池容量を有するマグネシウムイオン電池において,新規負極材料を用いることで,電池容量の向上が示されました。

・鈴木 新大 さん 「ブロンズ型TiO2の合成とその光触媒反応性の評価」

 TiO2には様々な原子の並び(結晶構造)がありますが,新しい構造としてブロンズ型TiO2を作製し,光触媒効果を確認しました。

・若槻 直弥 さん  「酸化物ナノ粒子の光触媒反応を用いた光-電気化学特性の基礎検討」

 光触媒効果に紫外線を使うTiO2ですが,原子の並び(結晶構造)を変えずに,粒子の形を変えることで,紫外線以外でも光触媒効果を示すことが明らかとなりました。