物質生命科学科|小土橋陽平准教授らの論文がPolymer Journal誌に掲載されました

研究活動

物質生命科学科|小土橋陽平准教授らの論文がPolymer Journal誌に掲載されました

物質生命科学科 小土橋陽平准教授,小林大輝(2021年度卒:学士),内田遥樹(学部4年),石羽根美咲(2019年度卒:学士),栗田恵利花(2020年度卒:学士),桐原正之教授が,ポリメタクリル酸をベースとしナノ層を有する分解性のスポンジ材料を開発することに成功しました.本材料は,水に不溶でありながら,酸化的な条件では1日以内に水に溶解します.濃度により数時間での分解も可能です.酸化などのスイッチにより迅速に分解でき,マイクロプラスチックやナノプラスチックとしての存在時間を,生物や環境に影響を与えにくい時間スケールに短縮することができます。スポンジ材料は、高い表面積を有し低分子化合物や金属イオンの回収などに応用することが期待されます.

本研究成果はPolymer Journal 誌に掲載されました.