静岡理工科大学 研究室紹介
田井幹夫 研究室 / tai laboratory / タイラボ
田井幹夫 准教授
「設計・意匠:スケールを超えて、関係性から新たな建築空間を研究する」

 建築を考えることは、我々が生きている周辺環境全てを考えることです。
我々の周りは当然ですが空気で満たされています。この空気が、人間が生活する環境として、少しでも手を加えられたら、それを空間と呼びます。空間をどのように作るか、空間によってどのように人々の生活を良くしていくのか、社会の仕組みをどのように潤滑にしていくのか、それらを考えるのが建築家です。
ですから、建築家はスケールを超えて全てのことに関わっています。最も身体に近い衣服から、都市にいたるまで、それらを連続的に考える必要があるのです。 また、建築を考えることは、ものとものの関係性を考え直すことでもあります。空間そのものの質を考えると同時に、空間同士の関係性を見直すことで、我々の未来の環境が生まれてくるのです。
 ものとものには、そのあいだがあります。これを中間領域と呼びます。中間領域を掘り下げて考えていくことが、僕の研究室のテーマです。建築的空間そのものだけでなく、人々の行為にも中間領域があります。前者をハード的中間領域と呼ぶとするなら、後者はソフト的中間領域と呼べるでしょう。両側面の在り方、整合性、非整合性を研究することで、新たな建築を創造していきたいと考えています。
衣服から建築、まちづくり、都市計画まで、スケールを超えて「新たな建築」「新たな環境」を考えていきましょう。

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略歴

1992 横浜国立大学工学部建設学科建築学コース 卒業
1992-1993 ベルラーへ・インスティテュート・アムステルダム 留学
1994-1999 内藤廣建築設計事務所
2000-2004 アーキテクト・カフェ(建築設計事務所)主宰
2004- アーキテクトカフェ・田井建築設計事務所 主宰
2005-2017 東洋大学、東京理科大学、横浜国立大学、桑沢デザイン研究所、法政大学、明治大学などで非常勤講師
2012 台湾東海大学建築学部 客員准教授
2018- 現職

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