駄洒落と反対語の隣接関係に基づく、日本の伝統的な言葉遊び「無理問答」をコンピュータが自動生成する。
単語レベルの類音変換ではなく、単語区切りを跨ぎ、文全体の類音変換を行う。日本語の形態素解析に使う方法の応用。
駄洒落を利用した謎々を作成する。
前の単語の読みの最後の二文字から始まる尻取りを行うシステム。人間と対戦可能。
先頭の読みが一致(頭韻)、後ろの読みが一致(脚韻)する単語を返すシステム。
回文は前から読んでも後ろから読んでも同じになる文章で、非常に長いものも存在し、商品名やキャッチコピーにも使われる。
入力文字列を逆さにした文字列を、横に表示する仕組み。
折句(隠された文章)の作成を支援する。
アナグラムは、文や単語を構成する文字の順を様々に入換えて別の意味にする言葉遊び。昔から英語に有名なものが多い。
気に入った部分を固定し、後はランダムに入換える対話型システムが制作には適していると思われる。
パングラムは、或る文字のグループの全ての文字を使って文章を作る言葉遊びで、やはりアルファベット26文字で作られたものが多い。
(The quick brown fox jumps over the lazy dog.はタイピング練習にもよく使われる)
全ての文字を重複無く一回ずつ使ったものを「完全パングラム」と呼び、「いろはにほへと~」が該当する。
いろは歌には、わ行の「ゐ」「ゑ」が登場するが、現代語では殆ど使われないため、これを抜いた46文字(ん、を含む)での完全パングラムの作成を支援する。
単語を並べるだけでは文として不自然なので、本システムでは未使用の文字から作成可能な助詞や接続詞等をヒントとして提示する。
キャラクターを構成する項目ごとにランダムに要素を組み合わせて、新たなキャラクターを生成する(本学卒業生の作品)。
食材や形、模様等をランダムに組み合わせる。
日本人の人名候補を生成し、変換を繰り返して新たな名前を作る。文字数、性別を指定して行う。
平仮名を一文字ずつ入れ替えて文章を作成する。
単純に、反対語データベースに該当する単語の全てについて自動的に反対語変換を行う。
入力文字列の平仮名を、一定の確率で同じ母音のば行に変換する。語感の違いによる言葉遊び。
ランダムに概念を並べる事でストーリーの生成を支援する。