「無理問答」生成システム



「無理問答」を作りたい単語を選び作成ボタンを押してください





コンピュータによる言葉や文章の生成

このシステムの説明

日本の伝統的な言葉遊びとして、「無理問答」というのがある。
例えば、「晴れの日に食べても飴(雨)とはこれ如何に?冬に飲んでも汁(梅雨)と言うに同じ」、「存在しても居ぬ(犬)とはこれ如何に?近寄ってきても猿(去る)と言うに同じ」といったもので、
駄洒落で引っ掛けて矛盾を示す問いを示し、同様の関係の答えを返す、という共通のパターンを持つ。
これは、駄洒落を成す二語と反対語が並び、その両端が意味的に繋がる構造となっている。最も基本的な構造として、下図のようなものが挙げられる。

両端の単語が意味的に繋がればよいので、間に人間(主格)、場所、時などを挟む事も出来る。

これは「ママが食べてもパパイヤとはこれ如何に?そこで食べてもココナッツ(ここ)と言うに同じ」「晴れの日に食べても飴(雨)とはこれ如何に?」の概念関係を示している。
また、二、三などの数字や、「ぶる」等のオノマトペ(擬態語・擬音語)は読みが短く、駄洒落を形成しやすい。これを利用し、「二足でもサンダル(三)とはこれ如何に?」「寒くなくてもブルガリア(ぶる)とはこれ如何に?」といった無理問答を生成する事も出来る。

本システムでは、衣服・飲食物・固有地名のいずれか一つの名詞を選択すると、それと駄洒落になる用言または、人間・場所・時間を示す体言を探し、それを反対語にしてから、予め仕組んだ単語接続規則に従って、無理問答を生成する。
数字や助数詞、オノマトペも登録し、単語総数は3129語である。単語接続規則は以下の通りの簡単なものである。

本システムの内容は、「概念関係の環状構造に基づく「無理問答」生成システム」として、日本感性工学会論文誌,Vol.14, No.4, pp.465-473, (2015.12).に掲載された。
論文では、生成された全ての無理問答の組み合わせから、問いと返しの概念関係の近さ等を考慮して点数化して、良いものから出力する機能を持たせているが、このデモンストレーションでは、指定した単語から問いを生成し、返しはランダムに10個選んで出力する。