物質生命科学科 Department of Materials and Life Science

環境・生活・生命・安全に関連する問題解決に貢献できる人材の育成

理学分野の学科。 高校で学ぶ物理、化学、生物などを基礎に生命科学、食品科学、材料科学、 環境科学、エネルギー科学など、専門的な知識と技術を実践的に修得。 科学・技術と自然・環境の調和を理解し、 環境・生活・生命・安全に関連する問題解決に貢献できる人材を育成します。

学科紹介(PDF)

分野・コースの案内

バイオ食品科学コース

生命を原子・分子・遺伝子レベルからアプローチし、有機化学、食品科学、生物学、遺伝子工学、微生物等に関する専門分野を学びます。卒業後、生命・環境に関わる分野で活躍できる技術者・研究者の育成を目指します。

環境新素材コース

物質を原子・分子レベルで見る基礎を築くため、物理・化学的な手法や計測技術を学びます。また、環境材料や機能性材料等について学びます。卒業後、材料・環境に関わる分野で活躍できる技術者・研究者の育成を目指します。

物質生命科学科の特徴

環境問題を解決する物質・素材の発見を目指す

21世紀は「環境の世紀」といわれています。環境問題、エネルギー危機、食糧や水の安定的な確保・・・これらの諸問題を緩和・解決するような新物質・新素材の発見と開発、および衣・食・住に関わる生物資源の有効利用を見出すことにあります。物質生命科学科ではこのようなことを念頭に、「環境新素材」コースと「バイオ食品科学」コースを設けています。

少人数による実験科目で活きた技術を学ぶ

「実験科目を通して問題解決能力の養成」を目指します。少人数による実験科目が連続して開講され、講義でならった知識を生かし学生が主体的に体験しプレゼンテーションします。真の実力は、企業で活躍する技術者への道、大学院に進学してより高度な研究者・技術者への道など様々な可能性を切り拓きます。

「食品衛生管理者」の取得が可能

本学科の「バイオ食品化学コース」で所定の単位を取得して卒業すると、食品や添加物の製造・加工施設への配置が義務付けられている「食品衛生管理者」の資格が取得可能です。静岡県西部地域では唯一、本資格の養成施設に登録されています。

物質生命科学科メンバーの声 Student Voice

暗記ではなく、原理を考え答えを導く
表田 健臣 さん
授業で論理的思考を繰り返しているうちに、物事に対する探求心も養え、化学の面白さを知ることができました。

イメージで知る物質生命科学科

将来の活躍

  • 食品、衣料品、環境、バイオ関連分野をはじめとする食品メーカー、化学工業関連企業の技術者
  • 材料開発、製造や環境技術分野をはじめとする素材メーカーや化学工業関連企業の技術者

主な就職先

イノチオグループ/エスエスケイフーズ株式会社/クオリテックファーマ株式会社/タイコエレクトロニクスジャパン合同会社/株式会社TOKAIコミュニケーションズ/東芝ライフスタイル株式会社/株式会社ニッセー/日本瓦斯株式会社/一般財団法人日本食品検査/株式会社日本マイクロニクス/株式会社フジミインコーポレーテッド/矢崎総業株式会社/株式会社ヤマザキ/ヤマハ発動機株式会社/株式会社やまひろ/わらべや日洋株式会社/常葉大学附属橘高等学校/浜松聖星高等学校他

資格・受験資格

  • 食品衛生管理者
  • 食品衛生監視員
  • 毒物劇物取扱責任者
  • 高等学校教諭一種免許状(理科)
  • 甲種危険物取扱者
  • 公害防止管理者 他

物質生命科学科について