構造デザイン研究室

冨永 知徳 教授

社会インフラ構造物の長寿命化

高度成長期に建設された各種社会インフラ構造物の老朽化が社会的課題となっています.これら老朽化構造物を安全に使い続けたり,工事渋滞などの社会的損失を最小化しながら延命化するための技術が必要となっています.具体的には,老朽化構造物の安全性評価手法,AIなどを活用した監視手法,長寿命化のための補修・補強技術,などを研究します.

老朽化インフラ構造物の長寿命化のための補強

社会インフラの容易な更新を可能とする新構造の研究

社会インフラ構造物は,老朽化のため,または例えば道路の拡幅など機能の拡張や追加のために更新が必要となる場合がありますが,使われている構造物の更新は交通渋滞などを長期間引き起こし,社社会的な損失が大きくなるケースがほとんどです.そのため,必要な工期を短くしたり,軽量化して作業そのものを容易にすることができるような新しい構造を研究します.

社会インフラ構造物の更新

略歴

1992年 京都大学大学院工学研究科土木工学専攻 修了
1992年 新日本製鐵(株)
2004年 東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻 修了
2008年-2010年 一般財団法人国土技術研究センター 出向
2012年 新日鉄住金株式会社(社名変更)
2019年 日本製鉄株式会社(社名変更)
2023年 現職