ロボット工学研究室

鹿内佳人 准教授

「社会に役立つロボットを目指して」

本研究室では、移動ロボットに関する研究として、ロボットが作業を行うための重要な要素の一つである自律移動に着目しています。実用化されているロボットは、予め走行環境に磁気テープ等を敷設することで誘導を行っているため、工場内等の限られた場所でしか自律走行が行えません。そのため、ロボットの走行しやすいように周辺の環境を予め整備することなく、そのままの環境で自律走行を行うための走行手法を開発しています。この自律移動を実現するためには、走行経路の生成と自己位置の推定が必要となります。そこで、カメラなどのセンサ情報から、ロボット周辺の環境を認識するための手法の研究も行っています。

研究室の様子

略歴

2009年 宇都宮大学大学院 工学研究科 博士後期課程修了
2009年 宇都宮大学 地域共生研究開発センター 非常勤研究員
2010年 現職