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理工学部

流体科学研究室


牧野育代 教授
Makino Ikuyo

【学位】博士(工学)(京都大学)

  • 2008年 京都大学大学院博士課程修了
  • 2008年 東北大学 助教(環境保全センター)
  • 2016年 東北大学 助教・事務取扱室長 環境・安全推進センター
  • 2020年 静岡理工科大学 准教授(理工学部)
  • 2024年 現職

実在する大規模流体における生命誕生場と非ニュートン流体の自然発生との関係を追究する

研究テーマ

大規模流体場の解析 非ニュートン流体の自然発生機構 アオコ化現象の解明

我々が生きていくために不可欠なものとして第一に挙げられるのが水分(飲み水)です.その飲み水となる原水を溜めるとともに安定的に供給する機能を有する構造物としてダム貯水池があります.ダム貯水池の多くは水深数十メートル,全長数百メートル~数キロメートルに及んでいることから,大規模流体が発生します.その大規模流体は大規模ゆえに多様な局所的現象を有しており,興味が尽きません.たとえば,水面では生命現象場,水中では生物流体場といった,水棲生物一つとっても空間的に異なる次元が大規模流体場に共存していることがわかってきました.流体工学研究室では現在,大規流体場における非ニュートン流体の自然発生と生命場誕生との関係を機械の知識,技術,応用力をフルに活用して読み解こうと試みています.そして,それを足がかりにして,大規模流体場と生命の進化についても研究を進めたいと考えています.

専門分野

流れ学 水資源工学 環境マネージメント工学 生物流体力学