サービス情報学研究室

山岸祐己 准教授

「データに隠された情報を活かしてサービスの質の向上を目指す」

高度情報化社会は、情報過多社会という側面も持っており、様々な場所で重要な情報が埋もれてしまうという現象が起きています。この現象は、既存のWebサービスで顕著に見られますが、現実世界のモノもインターネットに繋がり始めているため、新たなサービス分野でも同様のことが起こりつつあります。これらの問題に対し、数理モデルとアルゴリズムを用いて情報の抽出・要約・可視化などを行い、人間の意思決定を助ける研究をしています。

画像の説明:左図はレビューの各点数(0~7点)の確率変動を自動で検出して複数の区間に分割している。右図の赤線は単純なレビュー点数の移動平均であり、黒点線は左図の分割区間ごとの平均点を表したものである。

略歴

2017年 静岡県立大学大学院 経営情報イノベーション研究科 博士後期課程修了
2017年 日本学術振興会 特別研究員(PD)(静岡県立大学経営情報学部 客員共同研究員)
2018年 スズキ株式会社 開発本部 先行技術開発部
2020年 現職