情報・物理セキュリティ研究室
大石和臣 准教授
Oishi Kazuomi
【学位】博士(工学)(横浜国立大学)
M.S. in Computer Science(University of California at Santa Barbara)
Oishi Kazuomi
【学位】博士(工学)(横浜国立大学)
M.S. in Computer Science(University of California at Santa Barbara)
- 1990年 横浜国立大学 工学部 電子情報工学科 卒業
- 1992年 横浜国立大学大学院 工学研究科 博士課程前期修了
- 1992年 キヤノン株式会社
- 1999年 University of California at Santa Barbara, M.S. in Computer Science
- 2011年 横浜国立大学大学院 環境情報学府博士課程後期修了
- 2011年 横浜国立大学大学院 環境情報研究院 特任教員(研究教員)
- 2012年 現職
「安全・安心を実現する情報・物理セキュリティ」
研究テーマ
暗号と情報セキュリティ
コンピュータと通信の発展に伴い、便利で楽しい生活が営めるようになると同時にセキュリティに関する様々な問題が深刻になっています。通信の盗聴や改ざん、個人情報の漏えいや他人へのなりすまし等には暗号技術で対抗できます。しかし、暗号技術がソフトウェアで実装されるとき、実装された暗号鍵を不正に読み取る攻撃あるいは認証機能を不正に改変してバイパスする攻撃に対して、十分な防御を実現することは難しいと考えられています。ハードウェアで実装された場合でも完璧な防御は実現が困難だと考えられています。
最近は携帯電話、家電、自動車の車載ネットワーク等の様々な組込みシステムが身の回りにありますが、それらは悪意ある攻撃を必ずしも想定していないため、セキュリティが不十分なものも多く、現実に攻撃が発生して深刻な問題になっています。
本研究室では、セキュリティの論理的側面に着目するだけではなく、論理を支える物理面をも総合的に考えることが必要であるとの考えのもとで、暗号方式や暗号プロトコルの研究に加えて、ソフトウェア実装や組込みシステムを安全で安心して使えるようにするために情報・物理セキュリティを研究しています。
コンピュータと通信の発展に伴い、便利で楽しい生活が営めるようになると同時にセキュリティに関する様々な問題が深刻になっています。通信の盗聴や改ざん、個人情報の漏えいや他人へのなりすまし等には暗号技術で対抗できます。しかし、暗号技術がソフトウェアで実装されるとき、実装された暗号鍵を不正に読み取る攻撃あるいは認証機能を不正に改変してバイパスする攻撃に対して、十分な防御を実現することは難しいと考えられています。ハードウェアで実装された場合でも完璧な防御は実現が困難だと考えられています。
最近は携帯電話、家電、自動車の車載ネットワーク等の様々な組込みシステムが身の回りにありますが、それらは悪意ある攻撃を必ずしも想定していないため、セキュリティが不十分なものも多く、現実に攻撃が発生して深刻な問題になっています。
本研究室では、セキュリティの論理的側面に着目するだけではなく、論理を支える物理面をも総合的に考えることが必要であるとの考えのもとで、暗号方式や暗号プロトコルの研究に加えて、ソフトウェア実装や組込みシステムを安全で安心して使えるようにするために情報・物理セキュリティを研究しています。
専門分野
暗号プロトコル 耐タンパーソフトウェア 組込みシステムセキュリティ