具体的教育方法・教育の特色

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学生の特徴に応じた「きめ細かな教育」を実施

本学では、一人ひとりの学生の力を育むために「きめ細かな教育」を実施しています。

1.やらまいか教育:多様な教育方法(”モノ”から入る教育)

大学における教育の基本は教養教育と専門教育です。しかし、すべての知識を座学だけで学ぶことは困難です。理論から入り、それを積み上げながら学ぶことは勿論、”モノ”から入り、体験や実践を通して学ぶことも大切です。この体験や実践を通しての教育が本学の「やらまいか教育」です。やらまいか精神を涵養するこの教育には、産業界や地域社会と連携したプログラムも取り入れています。
NHKロボットコンテスト、全日本学生フォーミュラ大会、鳥人間コンテストなどへの出場もこの教育の成果です。
「Ⅰ類科目『地域学』について」

2.少人数教育:重要な科目は少人数で

導入的な講義、重要な講義に関しては、できる限り少人数で講義を行っています。

3.習熟度別教育:各自の能力に合わせて

同じ講義を聴いても、人によってその理解度は異なります。そのため、ある人にとっては簡単すぎて面白くない、また、ある人にとっては理解できないといったことになってしまうことがあります。そこで、一部の講義では、講義の前提となる知識の理解度によってクラス分けを行い、講義内容を変えています。

4.リメディアル教育:入学前教育、補修授業、個別指導

人によって学習経験は異なります。そのため、数学、物理、化学、生物に対して大学での学修の基礎を養う導入的な授業も開講しています。特に、数学に関しては、補習授業も行っています。

5.教育開発センター:分からないときは何時でも個別に相談

ここに述べたようなさまざまなかたちで、理解を深められるようにきめ細かな教育を実施しています。しかし、講義の中だけで、全て理解できないようなこともあります。そのような人は、教育開発センターを利用しています。このセンターでは、数学、物理、英語、プログラミングに関して、個別指導を中心として親切に教えています。

6.助言教員制度:生活や勉強の相談

本学では、助言教員制度を採用しています。高校でいえば、担任のような存在です。一人の教員が4~5名の学生を受け持ち、勉強のこと、生活のこと、困ったことなど、様々なことを相談できるようにしています。
また、必要に応じて専門のカウンセラー(臨床心理士)に相談することもできます。

7.キャリア教育:きめ細かな就職支援

本学は、全国と比較しても非常に高い就職率を維持しています。特に、3年生~4年生にかけては、就職課が中心となり、きめ細かな就職指導を行っています。
インターンシップも授業として行っています。(本学では、「やらまいか教育」のひとつとして位置付けています。)

8.資格取得支援:法人内専門学校と全面的にタイアップ

毎年、さまざまな資格取得講座を開講しています。また、本法人は情報系、デザイン系の専門学校を有していますので、大学に在学しながら、専門学校の講義を受け、資格取得を目指すことも可能です。

9.数理・データサイエンス・AIリテラシープログラム

本学では、令和4年度より、全学部2年生を対象とした、リテラシーレベルの数理・デー
タサイエンス・AI教育プログラム「数理・データサイエンス・AIリテラシープログラム」
を実施しています。 

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認定の有効期限:令和10年3月31日まで

プログラム対象科目と修了要件 
下記の1科目2単位の単位修得によってプログラムの修了要件とする。 
データサイエンス概論

講義概要  
データサイエンスは,さまざま方法で取得されたデータを数理的・論理的な思考で分析・活
用をすることを意味しています.本講義では,データサイエンスの基礎として,データの可
視化(グラフ化)や確率・統計的なデータ分析における初歩的な内容を講義します.また,様々
な分野(機械,電気,物質,建築,情報)で取り扱われるデータを例として,数理的・論理的
な思考がどのようなものかを理解する. 
 
達成目標  
a) データサイエンスの基礎について理解できる 
b) 数理的・論理的な思考について理解できる 
c) 確率・統計の基礎について理解できる 
d) データから客観的な情報を読み取れる 
e) データから数理的・論理的に分析できる 

自己点検・評価の結果
数理・データサイエンス・AI教育プログラムに係る自己点検・評価書

「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」申請書 PDF