バイオ食品科学コース
原子・分子・遺伝子レベルから、「食の安全と健康」をリードする技術を学ぶ
我々が日々口にしている「食」とはなんでしょう?生命を正常に動かすためのエネルギー・材料の補給であると言えます。ヒトは全ての栄養素を自分自身の体で作り出すことはできません。エネルギーや体を構築する材料を外から取り込む必要が有るのです。植物、動物などが生み出した各種の物質(有機物・無機物)を取り込むことで、ヒトは恒常性を維持しています。本コースでは、生命を原子・分子・遺伝子レベルから食品と健康にアプローチし、生体反応を制御している物質を食品の安全性という観点から学びます。また、生命の力を利用した有用物質の生産、微生物による環境浄化等々も広く学べるよう、
の3つの分野があります。 21世紀の「食の安全と健康」をリードするコースです。
【本コースの分野】
食品化学分野 バイオ
微生物分野 有機
高分子化学分野
- 食品化学分野(健康と機能性・食品の関係)
- バイオ・微生物分野(微生物で環境浄化)
- 有機・高分子化学分野(環境に優しい物質変換)
の3つの分野があります。 21世紀の「食の安全と健康」をリードするコースです。
【本コースの分野】
食品化学分野 バイオ
微生物分野 有機
高分子化学分野
ページ内目次
食品科学分野
学びのキーワード
- 食品科学
- 食品安全
大学での学び
高校の物理、化学、生物学を基礎として、食品の栄養となるタンパク質やデンプンなどの高分子や有機化合物の 構造・性質・反応特性を学び、微生物や酵素製剤を利用した高次加工技術への応用法を習得します。
授業の様子
消費者視点から生産者視点へ(食品醸造加工学)
学生と加工食品のこれまでの関係は、消費者の観点だけであったと考えられます。しかしながら、フードチェーンの視点を学ぶことで様々な視点がある事を理解することができます。生産者の立場ではどのようなことが必要とされるのかを、「食品衛生学」とともに学習します。
学生と加工食品のこれまでの関係は、消費者の観点だけであったと考えられます。しかしながら、フードチェーンの視点を学ぶことで様々な視点がある事を理解することができます。生産者の立場ではどのようなことが必要とされるのかを、「食品衛生学」とともに学習します。
段階的な学び
段階1
物理、化学、生物を反復、習得
食品科学分野を理解するための準備として、高校までの学習の延長線上として物理学、化学、生物学を復習・習得します。
物理、化学、生物を反復、習得
食品科学分野を理解するための準備として、高校までの学習の延長線上として物理学、化学、生物学を復習・習得します。
段階2
有機化学、生化学、栄養学を習得
食品中に含まれるタンパク質やデンプンなどの高分子や低分子有機化合物に関する知識を習得するために、有機化学や生化学、栄養学に関して習得します。
有機化学、生化学、栄養学を習得
食品中に含まれるタンパク質やデンプンなどの高分子や低分子有機化合物に関する知識を習得するために、有機化学や生化学、栄養学に関して習得します。
段階3
食品製造・加工や食品衛生の知識を習得
発酵食品や冷凍食品など、様々な食品の製造・加工に必要となる分析化学や食品衛生的な事項に関する知識を習得します。
食品製造・加工や食品衛生の知識を習得
発酵食品や冷凍食品など、様々な食品の製造・加工に必要となる分析化学や食品衛生的な事項に関する知識を習得します。
バイオ・微生物分野
学びのキーワード
- 遺伝子
- 微生物
大学での学び
この分野の学習を楽しむには、生物学と化学、微生物学の知識が必要です。また、エネルギーや酸化還元について正しく理解を深めていきます。
授業の様子
環境に棲む微生物のインパクト(環境微生物学)
我々の皮膚や腸、身の回りの土壌や川。高温や高圧、強酸・強アルカリなどの極限環境。これらの環境に棲む微生物はどのような特徴をもち、どのように生きているのか。私たちの生活にどのようなインパクトを与えているのか。大学で学ぶ生物学、化学、物理学に関する知識を総動員して思考し、環境中の微生物の生き様を理解していきます。
我々の皮膚や腸、身の回りの土壌や川。高温や高圧、強酸・強アルカリなどの極限環境。これらの環境に棲む微生物はどのような特徴をもち、どのように生きているのか。私たちの生活にどのようなインパクトを与えているのか。大学で学ぶ生物学、化学、物理学に関する知識を総動員して思考し、環境中の微生物の生き様を理解していきます。
段階的な学び
段階1
生物と化学の基礎を固める
生物学と化学について、高校での内容を振り返りながら、大学基礎レベルの内容に踏み込みます。生物学や化学系の基礎を学ぶことで、高い専門性を学ぶための土台を築きます。
生物と化学の基礎を固める
生物学と化学について、高校での内容を振り返りながら、大学基礎レベルの内容に踏み込みます。生物学や化学系の基礎を学ぶことで、高い専門性を学ぶための土台を築きます。
段階2
生物を科学・物理的に捉える力を養う
生物を化学・物理的な視点で捉える力や、アクティブラーニングを通して思考力や問題解決能力を養います。また、化学的手法による分析技術の基礎や数値の取り扱いを学びます。
生物を科学・物理的に捉える力を養う
生物を化学・物理的な視点で捉える力や、アクティブラーニングを通して思考力や問題解決能力を養います。また、化学的手法による分析技術の基礎や数値の取り扱いを学びます。
段階3
微生物の分類や事象への思考力をつける
微生物の分類や取り扱い、構造、増殖、物質生産などの事象について説明・思考できる力を身につけます。また、生物と化学に関する専門知識や実験・分析スキルをさらに高めていきます。
微生物の分類や事象への思考力をつける
微生物の分類や取り扱い、構造、増殖、物質生産などの事象について説明・思考できる力を身につけます。また、生物と化学に関する専門知識や実験・分析スキルをさらに高めていきます。
有機・高分子化学分野
学びのキーワード
- 有機化合物
- 薬品
- 高分子
大学での学び
高校化学の「有機化合物」「高分子化合物」の分野をもとに、有機化学と高分子化学で基礎理論を身につけます。そして、実験科目を通して実験技術の習得やデータ収集・管理、解析手法など、自ら体験することで理解を深めます。
授業の様子
有機化学反応の仕組みを深く掘り下げる(有機合成化学)
有機反応演習では、指定のテキストの本文を学生が自習し、各章の演習問題を解いた上で講義に臨みます。ホワイトボードに学生が問題解答を書き、他の学生の前で説明します。それに対して、教員と学生で質問・ディスカッションをおこない、有機化合物の構造・性質・反応・分析・合成について、深く学んでいきます。
有機反応演習では、指定のテキストの本文を学生が自習し、各章の演習問題を解いた上で講義に臨みます。ホワイトボードに学生が問題解答を書き、他の学生の前で説明します。それに対して、教員と学生で質問・ディスカッションをおこない、有機化合物の構造・性質・反応・分析・合成について、深く学んでいきます。
段階的な学び
段階1
化学・有機化学の基礎を学ぶ
この分野では、化学構造式を「言語」として用い理論を考えるため、化学における数値の取り扱いや化学反応式・構造式、反応機構の説明など化学、有機化学の基礎を学びます。
化学・有機化学の基礎を学ぶ
この分野では、化学構造式を「言語」として用い理論を考えるため、化学における数値の取り扱いや化学反応式・構造式、反応機構の説明など化学、有機化学の基礎を学びます。
段階2
分析や実験のスキルを身につける
有機化合物の反応・構造・合成に関する理論を理解し、機器を使用した分析や実験の講義を体験することで分析・実験のスキルを身につけます。
分析や実験のスキルを身につける
有機化合物の反応・構造・合成に関する理論を理解し、機器を使用した分析や実験の講義を体験することで分析・実験のスキルを身につけます。
段階3
有機化合理論と応用を習得
有機化合物や天然有機化合物、高分子(プラスチック)材料の特性を理解し、演習問題の説明や学生同士のディスカッション、反転授業、実感科目を通して有機化合理論と応用を習得します。
有機化合理論と応用を習得
有機化合物や天然有機化合物、高分子(プラスチック)材料の特性を理解し、演習問題の説明や学生同士のディスカッション、反転授業、実感科目を通して有機化合理論と応用を習得します。