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学校推薦型選抜問題 解答【学力試験:数学基礎】

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2021年「学校推薦型選抜」における、学力試験の数学基礎【数Ⅰ・数A(場合の数と確率)】の正答率解答解説
(抜粋)をまとめました。

理工系大学における「数学」とは!?
高校生の皆さんへ
 
数学力が研究力を高めます。数学への探究を継続することが大切です。

本学は、研究力を通じた学生の成長を目標に掲げています。講義はそのための基礎となるものです。そしてその基礎を培うためには、数学が欠かせません。
 
その活用は、理工学部では、機械工学科における材料特性や振動・流体・熱分析、電気電子工学科における回路の入出力特定やセンサの特性評価・情報解析、物質生命科学科における化学物質や生命活動の分析、建築学科や土木工学科(2022年4月設置届出中)における構造物の強度や快適性の評価まで、挙げればきりがありません。新しい原理や考えを考案したり、それが正しいことを実証したり、一連の学術は高度な数学によって実現されます。そしてそれらは基礎的な計算、方程式、三角関数などなど、高校時代の学びを基礎とし、発展させたものです。
 
もちろん、情報学部の学びにおける重要性は言うまでもありません。データは、それを得ただけでは活用できません。活用するためには、プログラムを用いて数値計算し、有意義な形で表現し、システム間で、あるいは人とも共有できなくてはいけません。スポーツや心理学といった分野も、今や情報・データサイエンスの世界です。

また、大学後半では、所属の研究室において、自身で研究を行い、その成果を発表、すなわち実証します。研究の実施そのものに数学が必要であることはもちろんですが、一方で、自身の研究成果について、それが優れた結果であることを、客観的に実証するにはどうすれば良いのでしょうか。ここでもやはり、平均値、誤差、標準偏差など、さまざまな数学的手法が必要となります。

皆さんにとっての数学力の研鑽は、現時点では大学受験対策といった側面が大きいことと思います。しかし、実際には大学入学後に有意義な学びを実現し、将来の研究活動に繋げるために必須のものと考えてください。そしてこの観点から、本学の学校推薦型選抜でも、数学を受験科目のひとつとしており、皆さんのこれまでの修学成果として重要視しています。
 
この受験を機に、本学入学だけでなく入学後を見据え、しっかりと継続的に学習し復習することで数学力を高めていくことを、本学教職員一同、強く望みます。
 
静岡理工科大学
教育開発センター長
本井 幸介



2021年度学校推薦型選抜(数学基礎)の問題ごとの正答率

◆解答解説動画
一部の試験問題のみ動画で解説をします。
ちなみに、学校推薦型選抜試験の過去問題は大学見学会・オープンキャンパスなどで配布しています。
■オープニング 
■設問1(4)2021学校推薦型選抜問題
■設問1(6)2021学校推薦型選抜問題
■設問1(7)2021学校推薦型選抜問題 <7/30公開>
■設問2 2021学校推薦型選抜問題 <7/30公開>
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