物質生命科学科メンバーの声

環境新素材コース 山本宜秀

大学はよく考えるところ。 高校時代では時間の制約もあり「どうしてなのか?」「なぜなのか?」という疑問に関して解消することが困難でした。対して大学時代は高校と違い、疑問があったら少し立ち止まってじっくり考える程度の時間は十分にあります。立ち止まって大いに考えましょう。もちろん一人で考えてもいいですし、友人と議論してもいい。教授に聞いても良い。学問は自由です。
物質生命科学科は、自分で視野を狭めないで広く学ぶところ。 物質生命科学科という分野自体幅広く、生物学から遺伝、細胞、あるいは磁性体や半導体、触媒から結晶など多岐にわたります。途中で私は環境新素材コースへと行きましたが、それでも広範な範囲です。さらに高校時代では生物は生物、物理は物理と分野が分かれていましたが、大学ではその区切りがなくなっていきます。なので「研究は生物分野をやりたいから生物だけやればいいや」などと思わずに、貪欲に他分野に関しても広く学ぶと良いでしょう。一見別々の分野だと思われたものが、必ず繋がっていきます。

バイオ食品コース 池田恵里

大学には沢山のチャンスがあると私は考えています。それは基礎的な勉強だけでなく、様々な専門分野について学んだり、学科を越えて友人たちと新たなことに挑戦したり、将来の選択肢を増やしたりと色々あります。
私は、大学入学後に出会った友人達と共に、新たなサークルを立ち上げ、皆で勉強会を開いたりボランティアを行ったりと様々な活動をしてきました。何もない所から活動の指針を決め、突き進んでくる間に様々な衝突がありましたが、今では後輩たちが引継ぎ新たに活動を続けてくれています。共にサークルを立ち上げようと言ってくれた友人達は、良き理解者であるとともに、切磋琢磨しあえる良きライバルです。初めての一人暮らしで、不安でいっぱいの中支えとなってくれたのも、勉強で困った時夜遅くまで力を貸してくれたのも友人でした。テスト終了後に皆でバーベキューをしたり、海に行ったり、法多山に行ったりと沢山の楽しい事を経験することもできました。遊びも勉強も全力で挑み続け、充実した大学生活を送ることができています。
チャンスは自分からやってきてはくれませんが、前向きに積極的に色々なことに取り組んでいくことで、周囲が与えてくれます。その瞬間を逃さないように、また自分からチャンスを作り出すことができるようにこれからも努力を続けていこうと考えています。