建築環境・設備分野

光、熱、空気などの環境を理解し、快適な空間を生み出す技術を学ぶ

地域や建築空間において、人々が幸福に満ちた快適な暮らしができることを願い、建築環境の側面から必要となる方策を探求することを目的とします。太陽を中心とした自然の光や熱の仕組み、対流などの空気の流れなどを理解し、快適に過ごすための建物形状や設え、建築設備の在り方を学びます。また、地域そして地球環境に及ぼす建築分野のエネルギー問題を学びます。一級建築士、二級建築士、建築施工管理技士、照明コンサルタントなどの資格関連単位の取得も目指します。

建築環境・設備分野の授業の様子

自主設計作品のコストアセスメントの実施

講義「建築環境計画」では、設計課題において自分で計画した作品の性能検証をおこない、エネルギー使用量について分析します。従来の製図課題では見落としがちな熱的性能やコスト感といった現実的な議論をおこない、設計と環境という分野を横断した授業を実践しています。

大学での学び

「建築学」の基本である「計画・意匠」、「環境・設備」、「構造」、「材料・施工」の各分野を全般的に学んだ後、次世代の建築物に求められる省エネルギー性と快適性・安全性の最適解を人、環境、計画、設備という視点から学んでいきます。

学びのキーワード

  • 建築環境工学
  • 建築省エネルギー
  • ZEB
  • 居住環境
  • 建築設備工学
  • デシカント空調
  • 計測・自動制御

建築環境・設備分野の段階的な学び

1.環境要素の基礎や知識を学ぶ

建築物をとりまく音・熱・空気・光などの環境要素の基礎や知識を学びます。また、グループワークを通じ、環境負荷削減の解決意識とそれを環境計画に活かす発想力を養います。

2.温熱や空調、居住設備等の知識を深める

建築における温熱・空気環境やそれを形創る空調システムの知識を深め、建築計画に合わせた提案が可能になることを目指します。また、快適・安全な居住空間を維持するための設備・防災計画、設備の原理、設備選定方法を学びます。

3.快適性を数値化する手法を習得

温熱環境、人体の生理的圧応量、熱力学、温熱環境について深く理解します。さらに、快適性を数値化するための種々の指標について計算、測定、解釈ができる力を習得します。また建物のゼロエナジー化(ZEB/ZEH)をテーマに省エネ手法の理解を深めます。

建築環境・設備分野 研究室

建築環境(温熱)研究室

石川 春乃 准教授

静岡型地産地消のエネルギー制御と居住環境・快適性の両立

建築環境(設備)研究室

鍋島 佑基 講師

IoTセンサー群を活用した空調自動運転によるデシカントシステムの最適自動運転技術開発