放射線材料研究室

吉田豊 教授

「ナノ材料科学から挑む環境・エネルギー問題」

私の研究室では、メスバウア分光法を用いて、物質中の動的過程、特に、拡散や析出、相転移などの研究を行ってきました。メスバウア分光プローブとして用いる鉄原子は金属・半導体・セラミックス材料、カーボンナノチューブなどのナノ材料、生体物質、さらには自然環境のいたるところに存在し重要な機能や役割を担っています。
現在はシリコン系太陽電池の鉄不純物問題の解決に取り組んでいます。

開発中のメスバウア顕微鏡

略歴

1983年 大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了
1990年 Hahn-Meitner研究所 客員研究員
1991年 静岡理工科大学 助教授(理工学部)
2003年 現職