環境エネルギーイノベーション研究室

東城友都 准教授

「新奇な電気電子材料の合成および構造解析、発電池・蓄電池としての性能評価」

一つの元素を取っても、いくつかの同素体が存在します。例えば炭素の同素体として、ダイヤモンド、黒鉛、フラーレンがあり、色・硬さ・電気の伝わりやすさ等の性質が大きく異なるため、用途によって使い分けることができます。このような同素体の中には、既存材料を凌駕する物性や性質が発現する可能性があります。そこで、世の中で提案されている種々元素の同素体の利点を組合せる、または欠点を補うように構造体を構築して、目標とする物性を示すか調査しています。ここで調査した新奇材料を用いて、環境・エネルギー問題の解決に役立てられるような発電池・蓄電池の開発を行なっています。

実験風景

略歴

2013年 信州大学大学院総合工学系研究科博士後期課程 修了
2013年 静岡大学 学術研究員(工学部)
2014年 豊橋技術科学大学 助教(工学研究科)
2018年 静岡理工科大学 講師
2021年 現職