センサ工学研究室

村上裕二 教授

「小さなセンサで 健康社会へ 大きく舵取り」

新しい分析や製造のプラットフォームとして、微細加工技術を駆使したマイクロ流体デバイスが、高効率化や省エネ、省資源、自動化や省力化という観点で注目を集めています。特にそのバイオ関連領域を黎明期から支えてきました。新しい加工法を取り入れつつ、IoT社会としての時流に乗った共同研究を進めながらバイオで測る、バイオを測る、の両側面からアプローチを進めています。さらに流体という枠組みを外して、世界的重要課題の生活習慣病対策に向けた新しいセンサ開発にも取り組んでいます。

開発中のマイクロ流体デバイスを用いた小型連続滴定装置

略歴

1995年 東京大学大学院博士課程修了
1995年 北陸先端科学技術大学院大学 助手
2002年 東レ株式会社 研究員
2007年 広島大学 特任准教授
2012年 豊橋技術科学大学 准教授
2017年 現職