建築環境研究室

鍋島佑基 講師

「デシカント空調による省エネ化と運転技術の研究」

居室の快適性と省エネルギー性は建築環境分野において、両立すべき重要な要素である。デシカント空調システムは調湿剤を用いた潜熱除去によってエアコンの負荷を減らすことで夏の冷房時におけるピークカットが期待されている。しかしながら、導入費用が高価であることやスペースの問題、さらに制御の最適化の困難さから一般住宅への普及は進んでいない。そこで、本システムの普及を目指し、様々な観点から最適化を行っていく。IoT用小型センサーを用いた除湿ローター内部の温湿度条件の可視化、デシカント換気装置の構成や制御手法、さらに居住者の快適性と空調電力の最適化などを行っている。さらに、自作の快適センサーを用いた空調システム制御を行い、住宅・空調機械と居住者をつなぐ技術の構築を目指す。

快適指標”PMV“によるエアコン自動運転技術

略歴

平成25年度 北海道大学大学院工学研究院
空間性能システム専攻 博士後期課程 修了
平成26年度 北海道大学 空間性能システム部門
博士研究員
平成27年度 株式会社テクノフロンティア 主任研究員
平成28年度 豊橋技術科学大学 建築・都市システム学系
建築環境工学研究室 助教
現職