研究室紹介

ナノ材料研究室

ナノサイズの材料では、サイズが小さいことによる利点の他、ナノサイズにすることで発現する特異な物性がある。当研究室では、金属、高分子、半導体など様々なナノ材料を取り扱っており、これらの合成法、ナノ粒子、ナノワイヤーなどの形態制御及び、有機無機ハイブリッド化技術等、独自のナノ材料作製技術を探索し、新規ナノ材料の開発に取り組んでいる。最近では、特に半導体のナノ結晶(量子ドット)について注目し、研究を進めている。量子ドットは、量子サイズ効果により粒子のサイズを変えるだけで光学ギャップを任意に制御できる。この特性を利用し、可視光で発光する量子ドット蛍光体のディスプレイ応用や近赤外領域での発光を利用したバイオイメージング、及び量子ドットを光吸収層とした太陽電池の開発を進めている。

研究テーマ

  • ナノ材料の形成に関する研究
  • 量子ドット蛍光体のディスプレイ・バイオ応用に関する研究
  • ナノ材料を用いた太陽電池に関する研究
  • 放射線計測用ナノ材料に関する研究

メンバー

学年 氏名
B4 新椋太, 井出裕貴, 岩崎響

  • 卒業生
年度 氏名
2023 池田泰章, 大友嵩斗, 谷口柊斗, 宮澤昂士, 望月淳史
2022 平子歩希, 牧野宏樹, 宮川辰彦