自動車部が学生フォーミュラ大会EV部門で総合優勝!
9月6~10日に静岡県小笠山総合運動公園(エコパ)で行われた学生フォーミュラ日本大会2022において、本学学生サークル「自動車部 SIST Formula Project(SFP)」が、電気自動車(EV)部門で総合優勝しました。
SFPは2006年から本大会に参加しており、内燃機関(ICV)では2019年に上位6台(90チーム中)によるEndurance(耐久)競技Final6に出場する成績を得ております。さらなる挑戦として、昨年度からEV部門に絞り参戦してきました。しかし、コロナ禍による活動休止期間などもあり、2年ぶりに行われた昨年度大会では、静的審査でEV部門5位(12チーム中)、公式記録会では完走が果たせないなど、悔しい結果に終わっていました。
今年度は、昨年度の結果から、車体の設計を見直し、「ハヤブサ」のコンセプトで運動性や耐久性などの向上を図りました。新しいマシンで臨んだ今回の大会では、エネルギー効率審査1位、加速審査4位(ICV含む68チーム中)、耐久審査2位、デザイン審査3位(EV部門13チーム中)などの成績となりました。その結果、総合成績でEV部門1位となり、EV総合優秀賞、国土交通大臣賞、日本自動車工業会会長賞、省エネ賞、最軽量化賞を受賞しました。
SFPリーダー五十嵐洋太さん(機械工学科4年)コメント:
大会が3年ぶりに現地開催され、経験の少ないチーム員が多い中での参戦でしたが、入念に準備を進めました。その結果、EV部門1位や多くの賞を獲得することができ、非常に嬉しく思います。この結果は、スポンサー様を始めとする様々な方々のご支援、ご声援があってこその結果だと思います。ここに心から感謝申し上げます。