NEDO「経済安全保障重要技術育成プログラム/長距離物資輸送用無人航空機技術の開発・実証」に採択されました

研究活動

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「経済安全保障重要技術育成プログラム/長距離物資輸送用無人航空機技術の開発・実証」の公募において、実施予定先として採択されました。

【実施の概要】
多くの島しょ部や広い領土・領海を有する日本において、物流分野での省人化・効率化のため、物資輸送ニーズを十分に満たす飛行距離とペイロード(積載重量)を両立した無人航空機が必要とされています。 本事業では、30~50kg程度の物資を最大1000km程度輸送できる、垂直離着陸可能な無人航空機の実現に向け、水素、持続可能な航空燃料(SAF)といった代替燃料で運用可能なハイブリッド動力システム、高出力モーター、軽量構造技術などの要素技術を開発し、それらを統合した試験機で評価試験を行います。また、離島間や洋上インフラへの物資輸送などの場面で無人航空機が活躍する社会の実現を目指します。

【実施内容・テーマ】
採択テーマ:ハイブリッドVTOL機の技術開発と実証
実施期間 :2024年度~2028年度(予定)
実施予定先:株式会社コントレイルズ、学校法人金沢工業大学、株式会社ザクティ、 株式会社ジェイテクト、学校法人静岡理工科大学、株式会社ナイルワークス、 ヤマハ発動機株式会社
事業詳細 :事業概要資料 
本学研究者:佐藤 彰(理工学部 機械工学科 教授) 鈴木 弘人(理工学部 機械工学科 特任講師)