機械工学科|次世代エンジン研究室の学生が自動車技術会2021年度学術研究講演会ベスト・ペーパー賞を受賞

皆様こんにちは、機械工学科です。2022310日にオンラインで開催された、自動車技術会関東支部2021年度学術研究講演会において、川井柾人さん(機械工学科4年 次世代エンジン研究室: 野内(やない)研究室)が、「100%バイオブタノール圧縮着火エンジンにおける安定着火のための吸気温度条件」の題目で講演(発表者: 〇川井 柾人、Kyaw Si Thu、野内 忠則)を行いました。本講演会は、自動車技術に関連する研究や開発を行う研究者・技術者・学生を対象とした学会で、毎年3月に開催されています。

今回、審査対象講演90件(内、海外大学2件、企業1件)の中から、講演論文の内容が優秀と認められた12件が「ベスト・ペーパー賞」を受賞し、その中の1件として川井さんの論文が選ばれました。本研究は、次世代バイオマス燃料である、ノルマルブタノール(n-Butanol)を燃料とする圧縮着火エンジンの燃焼方法に関する知見を得ることを目的として、n-Butanolが自己着火に至る時のシリンダ内温度と、安定して燃焼させるために必要な吸気温度をエンジン負荷毎に明らかにしました。