3つのポリシー
建学の精神と基本理念
本学は、学校法人静岡理工科大学の建学の精神「技術者の育成をもって地域社会に貢献する」に基づき、理念を次のように定めています。
●豊かな人間性を基に、「やらまいか精神と創造性」で地域社会に貢献する技術者を育成する。
◇大学の目的
本学は上記の理念に基づき、大学の学則でその目的を次のように定めています。「本学は学校教育法及び教育基本法に基づき、科学・技術に関する学術を研究教授し、国際的視野と技術者としての使命感を持った向上心溢れる人材の育成、及び実践的創造的研究により社会に貢献することを目的とする」
◇3つのポリシー
使命・目的を達成するための具体的な方策として、各学部・学科におけるポリシーを次のように定めています。
アドミッションポリシー(AP、入学者受入れ方針)
○大学全体 | |
知識・理解 | 理工学又は情報学を学ぶために必要な基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 物事を多面的に考察し、自らの考えを論理的にまとめることができる。 |
関心・意欲 | 理工学又は情報学の分野に興味を持ち、 自らチャレンジしようとする意欲を有している。 |
態度 | 主体的に学び、創造する姿勢を有する。 |
技能・表現 | 自らの考えを口頭表現や文章表現によって伝えることができる。 |
○理工学部 | |
知識・理解 | 理工学を学ぶために必要な基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 物事を多面的に考察し、 自らの考えを論理的にまとめることができる。 |
関心・意欲 | 理工学の分野に興味を持ち、 自らチャレンジしようとする意欲を有している。 |
態度 | 主体的に学び、創造する姿勢を有する。 |
技能・表現 | 自らの考えを口頭表現や文章表現によって伝えることができる。 |
○理工学部 ■機械工学科 | |
知識・理解 | 機械工学を学ぶために必要な基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 物事を多面的に考察し、 自分の考えを論理的にまとめることができる。 |
関心・意欲 | 機械工学の分野に興味を持ち、 未知の領域にチャレンジしようとする意欲と熱意を有している。 |
態度 | 主体的に知識および技術を学ぶ姿勢を有する。 |
技能・表現 | 自らの考えを口頭表現や文章表現によって伝えることができる。 |
○理工学部 ■電気電子工学科 | |
知識・理解 | 電気電子工学を学ぶために必要な基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 物事を多面的に考察し、 自分の考えを論理的にまとめることができる。 |
関心・意欲 | 電気電子工学の分野に興味を持ち、 未知の領域にチャレンジしようとする意欲と熱意を有している。 |
態度 | 主体的、実践的に知識をおよび技術を学ぶ姿勢を有する。 |
技能・表現 | 自らの考えを口頭表現や文章表現によって伝えることができる。 |
○理工学部 ■物質生命科学科 | |
知識・理解 | 物質生命科学を学ぶために必要な基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 物事を多面的に考察し、 自分の考えを論理的にまとめることができる。 |
関心・意欲 | 物質生命科学の分野に興味を持ち、 未知の領域にチャレンジしようとする意欲と熱意を有している。 |
態度 | 主体的、実践的に知識および技術を学ぶ姿勢を有する。 |
技能・表現 | 自らの考えを口頭表現や文章表現によって伝えることができる。 |
○理工学部 ■建築学科 | |
知識・理解 | 建築学を学ぶために必要な基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 物事を観察・考察し、 創造的な思考と判断ができる。 |
関心・意欲 | 諸領域に関心を持ち、 新しい知識や技術を持続的に学ぶ意欲を有している。 |
態度 | 倫理観や責任感を有し、他分野への協調性を有する。 |
技能・表現 | 図面等や口頭表現を通して 自らの提案を他者にきちんと伝えることができる。 |
○理工学部 ■土木工学科 | |
知識・理解 | 土木工学を学ぶために必要な基礎的な学力を有している。 |
思考・判断 | 物事を多面的に考察し、 自分の考えを論理的にまとめることができる。 |
関心・意欲 | 諸領域に関心を持ち、 新しい知識や技術を持続的に学ぶ意欲を有している。 |
態度 | 主体的、実践的に知識および技術を学ぶ姿勢を有する。 |
技能・表現 | 自らの考えを口頭表現や文章表現によって伝えることができる。 |
○情報学部 | |
知識・理解 | 情報学を学ぶために必要な基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 情報処理の流れや、情報と社会との関係性について論理的に考えることができ、 課題や間違いを見つけることができる。 |
関心・意欲 | 情報学の分野に興味を持ち、 自ら企画、設計、開発、課題解決する意欲を有している。 |
態度 | 自ら情報検索して疑問点を解決し、 試行錯誤して制作・実践する主体的態度を有する。 |
技能・表現 | 自らの意図を口頭表現や文章表現によって 他人に説明することができる。 |
○情報学部 ■コンピュータシステム学科 | |
知識・理解 | ソフトウェア、セキュリティ、ネットワーク、 情報数理を学ぶための基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 情報処理の流れを論理的に追う事ができ、 間違いを見つけることができる。 |
関心・意欲 | コンピュータシステムの分野に興味をもち、 自ら設計、開発する意欲を有している。 |
態度 | 自分から書籍やネットで疑問点を解決し、 試行錯誤して制作する主体的態度を有する。 |
技能・表現 | 自らの意図をシステム化し、 口頭表現や文章表現で他人に説明することができる。 |
□情報学部 ■データサイエンス専攻(コンピュータシステム学科) | |
知識・理解 | データサイエンスを学ぶための基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 情報処理の流れを論理的に追うことができ、 課題を見つけることができる。 |
関心・意欲 | 広く社会や科学の分野に興味をもち、 地域社会や国内外の問題解決に貢献したいと考えている。 |
態度 | 自分から情報を収集することで疑問点を解決し、 試行錯誤して問題解決を図ろうとする主体的態度を有する。 |
技能・表現 | 自らの意図を適切な手法で 主体的に多様な人々に説明することができる。 |
□情報学部 ■情報デザイン学科 | |
知識・理解 | コンピュータのしくみや、 コンピュータと人間・社会の関係を学ぶための基礎学力を有している。 |
思考・判断 | 情報処理の流れや、情報と社会との関係性について 論理的に考えることができる。 |
関心・意欲 | 情報やコンピュータに興味をもち、 社会での活用法について自ら企画、開発する意欲を有している。 |
態度 | 自分から書籍やネットで疑問点を解決し、 自らの考え・企画を実践する主体的態度を有する。 |
技能・表現 | 自らの意図・企画を 口頭表現や文章表現で他人に説明することができる。 |
カリキュラムポリシー(CP、教育課程編成・実施の方針)
本学のカリキュラムは、
人間として広く社会に目を開く素養を培い、将来の生き方に対する指針を築くためのⅠ類科目群(人間・文化科目:教養教育)と技術者としての素養を培うためのⅡ類科目群(専門基礎科目)及びⅢ類科目群(学科専門科目)(Ⅱ類+Ⅲ類:専門教育)から構成されています。
さらに、各類には、実践を伴う「やらまいか科目」を系統的に配置しています(やらまいか教育)。
やらまいか教育の中では、新しい知識を自ら獲得するとともに、「教養教育」や「専門教育」で得た知識を自分のものとし、さらに、やらまいか精神と意欲、自主性、問題解決能力、コミュニケーション能力等の社会人としての基礎力を培うことになります。
「教養教育」と「専門教育」に加え、実践をともなう「やらまいか教育」を3本柱として互いに連携させ、個々の学生の適性・能力に応じたきめ細かな教育により入学した学生を必ず育てることを本学の教育方針としています。
これらの教育方針にしたがって、大学全体、各学部、及び学科のカリキュラムポリシーを以下のように定めています。
◇大学全体
静岡理工科大学の建学の精神と理念、大学の目的に基づいて、全学、各学部、および各学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマポリシー)に掲げる能力を身につけるために、必要な科目を系統立てて教育課程の編成を行い、実践する。
○理工学部
(1)研究者もしくは技術者としての確かな社会人基礎力を育成するために、Ⅰ類科目群(人間・文化科目)とⅡ類科目群(専門基礎科目)を設置する。
(2)各学科の特有で専門的な知識を体系的に学び、技能・技術の向上のために学科別のⅢ類科目群(学科専門科目)を設置する。
(3)科目間の「つながり」を明確化し、系統だったカリキュラムを編成する。
(4)主体的な学びの姿勢を身につけ、「知識・理解」、「思考・判断」、「関心・意欲」、「態度」、「技能・表現」を養い、知識やスキルを統合して問題解決につなげていく能力や姿勢を育成する。そのために、Ⅰ類、Ⅱ類、Ⅲ類を通して実験や討論などを実践的に行うPBLの授業を展開すると共に、学生生活においても、主体性や問題解決能力を培うことが可能な生活環境を設定する。
(5)入学から卒業に至る全期間を通して、プログラム化されたキャリア形成教育を実施する。
(6)国際的視野を培うため、外国語および外国文化の教育を系統的に実施する。
○理工学部 | |
■機械工学科 | 機械工学の基礎(四力学、加工、材料)を理解し、さらに「ものから入る教育」を通して 設計・解析・製作・評価の実践的プロセスが身につくカリキュラムを編成する。 |
■電気電子工学科 | ・電気に関する基礎学力を身につけた学生を育てるため習熟度別クラス編成を行う。 ・「電気主任技術者」などの資格取得が可能なカリキュラムを編成する。 |
■物質生命科学科 | 基礎教育科目の徹底的な理解を求めるため、多くの科目を必修にする。 また、学科特有の資格に加えて高等学校教論一種免許状(理科)を取得可能なカリキュラムを編成する。 |
■建築学科 | (1)建築には、建築計画・意匠、建築構造、建築環境・設備、建築材料・施工といった領域に加え、都市的スケールに及ぶ理解が求められる。 (2)上記(1)の統合の上に成立する「建築」を創造するための科目を配置し、一級建築士・二級建築士などの資格取得ができるカリキュラムを編成する。 |
■土木工学科 | (1)土木工学の諸分野(構造・材料・地盤・水利・計画・環境)を体系的に学ぶカリキュラムを編成する。 (2)主体的に地域・社会の課題を発見し、他者と連携して課題解決に取り組む実践力を養うためのプロジェクト科目を配置する。 |
○情報学部
(1)研究者もしくは技術者としての確かな社会人基礎力を育成するために、Ⅰ類科目群(人間・文化科目)とⅡ類科目群(専門基礎科目)を設置する。
(2)各学科の特有で専門的な知識を体系的に学び、情報を収集・分析・加工・表現・伝達・発信する力の向上のために学科別のⅢ類科目群(学科専門科目)を設置する。
(3)科目間の「つながり」を明確化し、系統だったカリキュラムを編成する。
(4)主体的な学びの姿勢を身につけ、「知識・理解」、「思考・判断」、「関心・意欲」、「態度」、「技能・表現」を養い、知識やスキルを統合して問題解決につなげていく能力や姿勢を育成する。そのために、Ⅰ類、Ⅱ類、Ⅲ類を通して実習・演習や討論などを実践的に行うPBLの授業を展開すると共に、学生生活においても、主体性や問題解決能力を培うことが可能な生活環境を設定する。
(5)入学から卒業に至る全期間を通して、プログラム化されたキャリア形成教育を実施する。
(6)国際的視野を培うため、外国語および外国文化の教育を系統的に実施する。
○情報学部 | |
■コンピュータシステム学科 | ・コンピュータ自身やその理論に関してより深く学ぶことができる科目を配置する。 ・高校教諭1種免許(情報・数学)を取得可能なカリキュラムを編成する。 |
■データサイエンス専攻 (コンピュータシステム学科) |
・1年次は情報コミュニケーション技術( I C T )についての幅広い理解を中心に データサイエンスの基礎となる数理分野の理解とデータサイエンスを応用するために必要な幅広い教養を高めていく。 ・2年次以降はプログラミング、数学などのデータサイエンススキル修得に欠かせない専門能力の修得と理解を進めていく。 ・実社会への活用を前提に企業と連携した実習、実践演習を行っていく。 またベンダー系外部カリキュラムも積極的に活用していく。 ・グローバル社会への対応力を育成するために海外研修も積極的に実施していく。 |
■情報デザイン学科 | 学生の興味・適性に応じ、 情報学のより広い分野(特に、人間の生理、心理、社会に関係する分野)に関する知識を 選択修得可能なカリキュラムを編成する。 |
ディプロマポリシー(DP、学位授与の方針)
○大学全体 | |
知識・理解 | 理工学又は情報学についての基礎・専門知識・技能をもち、 様々な場面で活用することができる。 |
思考・判断 | ものごとを論理的・創造的に考え、社会の多様化、複雑化、国際化に対応しつつ、 適切に判断することができる。 |
関心・意欲 | 理工学又は情報学を学ぶ過程で修得したスキルや挑戦的な姿勢のもと、 自主的、主体的、実践的に行動することができる。 |
態度 | 他者と協働しつつ、主体的・自律的に学修・課題解決をすることができる。 |
技能・表現 | 理工学又は情報学を学ぶ過程で修得したスキルを活かして、 自らの思考などを、適切な手法で表現・発信することができる。 |
○理工学部 | |
知識・理解 | 理工学(機械工学、電気電子工学、物質生命科学、建築学、土木工学)の一分野についての基礎・専門知識をもち、 技術および技能をものづくりやことづくりに活用することができる。 |
思考・判断 | 社会の多様化、国際化、複雑化する課題に対して探求心をもちつつ、 論理的、創造的な思考ができる。 |
関心・意欲 | 「ものづくり」、「ことづくり」に挑戦する力のもとで 自主的、主体的、実践的に行動することができる。 |
態度 | 教養・専門知識を修得するため計画的、継続的、自律的に学修をする向上心をもつことができる。 |
技能・表現 | 発信力(コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力)と傾聴力を修得し、 自らの思考・判断のプロセスを説明することができる。 |
■機械工学科 | |
知識・理解 | 機械工学に関する専門知識と技術を修得し、 それらの知識と技術をものづくり活動に応用できる。 また、機械工学分野における設計・図面化・加工・組み立て・評価といった ものづくり活動に欠かせない技術を身につける。 |
思考・判断 | 社会の発展に機械工学が果たしている役割を充分理解し、 従事している仕事から課題を常に見つけ、高い企画力と行動力をもって、 積極的に課題解決に取り組むことができる。 |
関心・意欲 | 科学・技術の進歩と社会ニーズの変化に常に関心を持ち、 自律的かつ継続的に新しい知識を学ぶ向上心・意欲を持つことができる。 |
態度 | 機械工学技術者としての倫理観や責任感を持ちながら、それを組織活動でも生かせるべく 協調性・リーダーシップ等の人間性・態度を身につけることができる。 またグローバルな視点で海外の人・組織と関わる態度を身につけることができる。 |
技能・表現 | 機械工学の方法論に基づき、自らの論理的な思考・判断のプロセスや結果を 説明するためのプレゼンテーション能力とコミュニケーション能力を持つことができる。 |
■電気電子工学科 | |
知識・理解 | 電気回路・電子回路の基礎を理解し、ハードウェアとソフトウェア両面からの 回路設計やシステム設計などのものづくりを創造的に行うことができる。 |
思考・判断 | 電気電子工学が社会の発展に対して果たす役割を充分理解し、 光応用技術、情報・通信技術、制御・システム技術、電力・エネルギー技術を用いて 課題解決のための根源的、論理的な思考判断を行うことができる。 |
関心・意欲 | 常にチャレンジ精神を持ち、問題解決のための知識習得・学習を 自主的、実践的に行うことができる。 また、電気電子分野の資格取得にチャレンジすることができる。 |
態度 | 主体的、実践的に身につけた電気電子工学の知識および技術を通じて、 地域・社会のニーズにこたえることができる。 |
技能・表現 | 電気電子工学の方法論に基づき、 自らの考えを口頭表現や文章表現によって伝えることができる。 |
■物質生命科学科 | |
知識・理解 | 化学を中心に物理学・生化学・分子生物学に関する素養を身につけ、 生命科学・食品科学・材料科学・環境科学・エネルギー科学などの いずれかの分野の知識に基づいて考えることができる。 |
思考・判断 | 科学・技術と自然・環境との調和を理解することで 現在の課題を発見し、未来を創造することができる。 |
関心・意欲 | 自ら、環境・生活・生命・安全に関わる諸問題を解決するための専門知識を求め、 自主的に課題に取り組むことができる。 |
態度 | 環境・生活・生命・安全に関する地域や 社会のニーズに柔軟に対応し、かつ倫理的に行動することができる。 |
技能・表現 | 物質生命科学における方法論に基づき、 自らの思考や判断過程を効果的に説明することができる。 |
■建築学科 | |
知識・理解 | 建築計画・意匠、建築構造、建築環境・設備、建築材料・施工の 個々の分野における広範な基礎知識と高度な専門知識を有し、 個々の分野を統合しうる技術を持つ人材として、 とりわけ地域固有の気候、風土や文化などを活かした 都市・建築空間の創造に寄与することができる。 |
思考・判断 | 建築/都市/地域のスケールを横断し、 創造的な思考と判断ができる。 |
関心・意欲 | 建築学は他領域との関連が高く、扱う領域も広いため、 諸領域への関心を高く持ち、かつ持続的に新しい知識を得る意欲を持つことができる。 |
態度 | 建築技術者として、倫理観や責任感を有し、 同分野の人のみならず他領域・他分野の人とも高い協調性を持つことができる。 地域や社会のニーズに対し想像力のある回答をすることができる。 |
技能・表現 | 自らの提案を他者・社会にプレゼンテーションする、 あるいは発注者・利用者・技術者などプロジェクト関係者との意思疎通を図る、 などのコミュニケーション能力を持つことができる。 |
■土木工学科 | |
知識・理解 | 人文・社会分野を含む多様な知識とそれらの有機的なつながりを理解し、 また、数学・自然科学および情報技術に関する知識、 土木工学および防災工学分野における専門知識を持ち、 実践の場でそれらを活かすことができる。 |
思考・判断 | 教養・専門知識をもとに多面的に物事を考える能力とその素養を身につけ、 さらにそれらを応用して自らの思考で判断することができる。 また、与えられた制約の下で論理的な思考・判断のもと計画的に仕事を進めることができる。 |
関心・意欲 | 主体的且つ継続的に地域社会に関心を持ち、課題を発見し、 土木工学および防災工学分野の科学、技術および情報を活用して、 地域社会の課題を解決するための計画的な調査・分析及び解決策の立案ができる。 |
態度 | 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、 および技術者の社会に対する貢献と責任に関して理解している。 また、自らが社会の一員であることを自覚するとともに、他者との協働の重要性を認識し、 そのための基礎的素養としての倫理観・協調性を身につけ、 課題解決遂行に向けて取り組むことができる。 |
技能・表現 | 論理的な記述力、プレゼンテーション能力 および討議等のコミュニケーション能力を身につけ、 土木工学の方法論に基づき、 自らの考えを口頭表現や文章表現によって伝えることができる。 |
○情報学部 | |
知識・理解 | コンピュータと人間の感性に対する理解に基づいて、 情報科学とICT(情報コミュニケーション技術)に関する 深い知識を活用することができる。 |
思考・判断 | 情報学の専門知識・高度情報社会の倫理、 および普遍的かつ国際的な価値基準をふまえて、 ものごとを論理的に考え、適切に判断することができる。 |
関心・意欲 | 問題意識と進取の精神をもってものごとを実践し、 内省しつつ自らを継続的に向上させることができる。 |
態度 | 豊かな感受性と知的な創造性の発揮に向けて、 主体性をもって他社と協働し、課題に取り組むことができる。 |
技能・表現 | 情報学から得た技術・技能と態度を活かして情報を収集し、 自らの思い・考えを様々なシステムやコンテンツに表現し、 発信することができる。 |
■コンピュータシステム学科 | |
知識・理解 | ICTと人間の感性が調和する高度情報社会の実現のために、 コンピュータ技術、情報数理、サイバーセキュリティなどについての 深い知識を活用することができる。 |
思考・判断 | 周囲の環境、技術者倫理や社会的責任等を総合的に判断して問題を提起し、 数理的な論理思考力を駆使して解決に導くことができる。 |
関心・意欲 | 次世代情報技術への強い関心および物事へのチャレンジ精神を有し、 学業や課外活動において自らをキャリアアップさせることができる。 |
態度 | 豊かな感受性と創造性をあわせもち、自らの成長に努力を惜しまず、 何事にも主体的かつ継続的に取り組むことができる。 |
技能・表現 | 情報学の総合的な技能を活かして、広く情報を収集し、 自らの意見や思考プロセスをわかりやすく的確に表現し、 情報を発信することができる。 |
■データサイエンス専攻(コンピュータシステム学科) | |
知識・理解 | 情報科学の専門的技術・知識を活用して、 ICTと人間の感性が調和する高度情報社会の実現のために、 現実社会が抱える課題を、 数理的な法則・関係を見抜くことで解決する能力を獲得している。 |
思考・判断 | グローバルな視点から、データサイエンスにかかる課題を周囲の環境、 技術者倫理や社会的責任等を総合的に判断して問題を提起し、 数理的な論理思考力を駆使して解決に導くことができる。 |
関心・意欲 | 次世代情報技術への強い関心および物事へのチャレンジ精神を有し、 高い専門性と幅広い教養や視野に基づいて 、より良い社会の実現に向け努力するとともに、 学業や課外活動において自らをキャリアアップさせることができる。 |
態度 | 豊かな感受性と創造性をあわせもち、自らの成長に努力を惜しまず、 身につけたデータから数理的・分析的に考える基礎的能力を活かし、 適切な倫理観のもとで、 何事にも主体的かつ継続的に課題解決を図る態度を有している。 |
技能・表現 | 情報学の総合的な技能を活かして、広く情報を収集し、 自らの意見や思考プロセスをわかりやすく的確に表現できる。 さらに、統計学、機械学習や情報数理を基礎としたデータサイエンス技術を用いて、 適切な課題解決策を考案することができる。 |
■情報デザイン学科 | |
知識・理解 | 情報科学とICTの基本を理解するとともに、 デジタルアート・メディアデザイン、 心理・脳・生命情報、経営・社会システムの3分野のうち 1分野以上について深い知識を持ち、 実践の場でそれらを活かすことができる。 |
思考・判断 | 人間の情報行動をはじめとする情報学への理解 および高度情報社会に対する責任感をふまえて、 情報コミュニケーション技術の応用について論理的に考え、 適切に判断することができる。 |
関心・意欲 | 探求心とチャレンジ精神を常に持ち、 価値創造と問題解決のために、 学習と実践に傾注することができる。 |
態度 | 自己の成長と社会への貢献を念頭に置き、 主体性をもちつつ他者と協働し、 課題遂行に向けて取り組むことができる。 |
技能・表現 | 情報メディアと人間同士の対面を通した多様な情報を 収集・分析・加工・表現・伝達する力に基づいて、 自らの考えを的確に示すことができる。 |